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最初のように横に並ぶ新入部員
最初と違うのは、私の横に並ぶ息も絶え絶えでボロボロの二人
汗臭いので一歩離れた
「結果を発表する、合格者は・・・
白石夜月、松風天馬、西園信助・・・以上三名だ」
「「！？」」
合格すると思いこんでいた新入部員だけでなく先輩たちもその結果に驚く
誰しもがこの二人が合格するとは思っていなかったからだろう
「納得いきません！！奴等だけどうして」
(一緒にしてほしくないんだけど)
反論する落ちた三名
久遠監督は特に何も言わず、無言の圧力を三人に放った
それに気圧されてか、三人は文句を言いながら帰っていく
(負け犬の遠吠え・・・ウケる)
まぁ、あの低レベルが合格したとしても、一生ベンチを温めているだけだろう
「「いって〜！」」
『・・・』
横を見るとお互いの頬を抓るバカ共
「夢じゃないんだ！」と馬鹿騒ぎ
私はさらに一歩離れた
先輩たちも二人を歓迎し「おめでとう」と声をかける
キャプテンはこの結果に納得がいかないのか、久遠監督を追いかけていった
『・・・』
結んでいた髪をほどき、更衣室に向かう
「あ、白石さん？どこ行くの」
空野が私に気付き声をかける
『帰るに決まってるでしょ』
再び歩き始めるがまた邪魔が入る
「あ、まって白石さん！！」
今度は松風、とそのとなりに西園
「これからよろしく！！」
「よろしく！」
差し出された手
『・・・せいぜい頑張れば、低レベル馬鹿』
その手を握らず私はそいつらから離れた
「て、低レベル・・・」
「ばか・・・？」
・
・
・
階段を上ると剣城がいた
テスト見てたのか・・・
『・・・』
「・・・」
目が合う
今度はこっちが先に逸らす
そいつの横を通り過ぎようとすると声がかかる
「今度はそっちが逸らすんだな、白石サン？」
『・・・』
一瞬だけ足を止めるも、また歩き出した
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紫苑(プロフ) - 煌藍-kourann-さん» マジでしたありがとうございます (2017年3月31日 14時) (
レス) id: 26c430ab18 (このIDを非表示/違反報告)
煌藍-kourann-(プロフ) - 最初のアツシ生きてるよの所アツシじゃなくてアツヤですよ〜 (2017年3月31日 13時) (レス) id: 50e247090e (このIDを非表示/違反報告)
柊那 - この小説はじまったばかりですか大好きです！楽しみにしてます！更新頑張ってください(´∀`) (2017年3月27日 19時) (レス) id: 6886eff87c (このIDを非表示/違反報告)
小雨(プロフ) - どんなお話になっていくか楽しみです！！文も読みやすくて…！更新がんばってください！楽しみにしてます！ (2017年3月27日 12時) (レス) id: aee04df0c8 (このIDを非表示/違反報告)
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