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なんとなんとびっくり、あの試合は敵チームの試合放棄により
雷門中の勝利になったらしい
さらにはキャプテンが化身を出したとか
シードの奴も化身使いだったみたいだけど
まぁ、シードだしあの腕なら化身出せて当たり前か
(で、そのシードさんが同じクラスだとは思ってなかったけど)
隣の椅子に座る一人だけ変わった制服を着ている男子
・・・それ、どこから発注したの
校則とか大丈夫なのか?
(て言うか、真面目に入学式参加すんのかよ・・・笑うわ)
「・・・」
『・・・』
目が合った
『・・・』
「・・・」
『・・・』
「・・・」
向うが目をそらす
意外、不良っぽく「何見てんだアマごらぁ」とか言って来るかと思ってた
元から目つきが悪いから睨んでいるのかは分からなかったけど
『・・・』
視線をまだ話を続ける理事長に向ける
あの理事長寝てんのかな、隈すげぇや
(・・・なんだこの女)
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「剣城京介」
自己紹介をするあの変てこ学ラン男子こと剣城京介
こいつ、見た目はこれだけど案外真面目な奴なのかもしれないな
そしてまさかの隣の席
ちゃんと教室にいるんだ、えらいえらい
座る態度悪いけど
「えーと、それじゃぁ次」
クラスの奴の名前を聞かずに考えていると自分の番が来た
『白石夜月です』
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帰る前に寄ったのは職員室
『すいません、音無先生はいますか』
「あぁ、あそこにいるよ」
『失礼します』
職員室に入って、音無先生のデスクに行く
「あら、あなた新入生?私に何か用かしら」
赤い眼鏡を頭にかけた女の先生
『担任から先生がサッカー部顧問と聞いたんで』
「え、ええ、そうよ?もしかして入部希望者?」
『じゃなきゃ先生に用はありませんよ』
「そ、そうね・・・」
入部届を渡す
『あぁ、一応届けは出しておきますけど
今サッカー部、面倒なことになっているんで、大方修まったら参加します』
「え!?」
『面倒事は嫌いなんです』
「そ、そう・・・」
(な、なんなのかしらこの子・・・)
『じゃぁこれで』
「え、あ、ちょっと待って」
『あぁ、ちなみにポジションはMFです
それじゃ、さようなら』
職員室を出た
「・・・MFって・・・選手!?」
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紫苑(プロフ) - 煌藍-kourann-さん» マジでしたありがとうございます (2017年3月31日 14時) (レス) id: 26c430ab18 (このIDを非表示/違反報告)
煌藍-kourann-(プロフ) - 最初のアツシ生きてるよの所アツシじゃなくてアツヤですよ〜 (2017年3月31日 13時) (レス) id: 50e247090e (このIDを非表示/違反報告)
柊那 - この小説はじまったばかりですか大好きです!楽しみにしてます!更新頑張ってください(´∀`) (2017年3月27日 19時) (レス) id: 6886eff87c (このIDを非表示/違反報告)
小雨(プロフ) - どんなお話になっていくか楽しみです!!文も読みやすくて…!更新がんばってください!楽しみにしてます! (2017年3月27日 12時) (レス) id: aee04df0c8 (このIDを非表示/違反報告)
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