弱虫ヒーロー３ (ページ28)

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轟ｓｉｄｅ

　夜

　病院の前でまつ俺と切島

切「八百万・・・考えさせてっつってくれたけど・・・どうだろうな・・・」

轟「まァ・・・いくら逸っても結局あいつ次第・・・」

切「それに、いくっていってた不破もだ

　結局あの後、泣きだしてからは八百万と一緒にさせてたけど」

轟「・・・」

切「・・・なぁ、轟」

轟「なんだ」

切「・・・お前、不破の過去・・・知ってたのか」

轟「！」

切「あ、いやさ・・・不破がその・・・敵だったって言ったとき

　俺等も薄々気が付いていたとはいえ、驚きは隠せていなかったよ

　でもお前、あの中で一番冷静だった気がしたからよ・・・」

轟「・・・」

　こいつ、結構周りのこと見てたのか

轟「・・・ああ、あの場で話していなかったことも、な」

切「そうか」

轟「・・・」

切「お、来た」

　病院から八百万・・・そしてその後ろには

轟「・・・！不破、緑谷・・・」

　その二人がいた

切「八百万、答え・・・」

百「私は・・・」

　「待て」

　そこに、俺たちの会話を遮る声

切「飯田」

　そこに現れたのは、どこか必死な顔をした飯田

飯「・・・何でよりにもよって君達なんだ・・・！

　俺の私的暴走をとがめてくれた・・・

　共に特赦を受けたハズの君達２人がっ・・・！！

　何で俺と同じ過ちを犯そうとしている！？あんまりじゃないか・・・！」

切「何の話してんだよ」

飯「俺達はまだ保護下にいる

　ただでさえ雄英が大変な時だぞ

　君らの行動の責任は誰がとるのか分かってるのか！？」

緑「飯田くん違うんだよ僕らだってルールを破っていいなんて・・・」

　ゴチッ

　「「！！」」

　飯田が緑谷を殴った

　それを見て、唖然とする俺たち

　飯田の怒りの声が響いた

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