弱虫ヒーロー３ (ページ20)

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轟ｓｉｄｅ

　「いってて・・・とんで追って来るとは！発送がトんでる」

　「爆豪と不破は？」

　「もちろん・・・！？」

障「２人とも逃げるぞ！！」

　障子の声が響く

障「”今の行為”でハッキリした・・・！

　個性はわからんがさっきお前が散々見せびらかした・・・

　右ポケットに入っていた”これ”が常闇・爆豪・不破だな、エンターテイナー」

緑「障子くん！！」

　「・・・ホホウ！あの短時間でよく・・・！さすが６本腕！！まさぐり上手め！」

轟「っし、でかした！！」

　この場から逃げ出そうとする俺たち

　だが

轟「！」

緑「ワープの」

　正面にはＵＳＪの時のワープ、そして右からはあの脳無が

黒「合図から５分経ちました、いきますよ荼毘」

　ワープに二人敵が入って行く

　「待てまだ目標が・・・」

　荼毘と呼ばれたつぎはぎだらけの男が止める

　「ああ・・・

　アレはどうやら走りだすほど嬉しかったみたいなんでプレゼントしよう

　悪い癖だよ、マジックの基本でね、モノを見せびらかす時ってのは・・・」

轟「！！！」

　仮面をずらし、敵の口の中から３つの球

　じゃぁ、障子がもっているのは！！

障「ぬっ！？」

　障子が持っている球体から氷が

　「氷結攻撃の際に”ダミー”を”用意”し右ポケットに入れておいた

　右手に持ってたモンが右ポケットに入ってんの発見したら

　そりゃー嬉しくて走りだすさ」

緑「くっそ！！」

　「そんじゃーお後がよろしいようで・・・」

　不破たちを連れて去ろうとする敵たち

　その時、仮面敵の顔へ放たれるレーザー

　これは、見覚えがある

　茂みに隠れていた青山を見つける

　敵の口から零れる３つの玉

　俺の目の前にある球は２つ・・・！！！

　間に合え・・・間に合・・・

　俺じゃない、別の手がそれを掴む

　「哀しいなあ・・・轟焦凍」

轟「！！」

　欺くように倒れた俺を見下ろすつぎはぎの敵

　「確認だ”解除”しろ」

　「っだよ今のレーザー・・・俺のショウが台無しだ！」

　指を鳴らし球が元の形へ戻る

　障子の方には常闇

　そして、敵の持っている方には

　「問題なし」

轟「――不破！！」

　不破と爆豪

　やめろ、連れて行くな

　黒いモヤへと消えゆく２人

　やめろ、行くな

　行くな

　やめ

　ＢＯＯＯＭ！！

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