弱虫ヒーロー３ (ページ12)

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:257,270 hit

９３ページ12

轟side

　暴れまくっている常闇の個性

轟「見境なしか、っし炎を・・・」

爆「待てアホ」

　爆豪が止める

　その目線の先には黒影(ダークシャドウ)にやられた敵が

　地面に刃を突き刺し立ち上がろうとしていた

　「肉～～駄目だぁああ

　肉～～にくめんんん駄目だ駄目だ許せない

　その子達の断面を見るのは僕だぁあ！！！

　横取りするなぁあああああ！！！」

　【強請(ねだ)ルナ三下！！】

爆「見てえ」

　木々をいくつも倒しながら敵を投げ飛ばした黒影

　なんつうパワーだよ

　俺等が防戦一方だった相手を一瞬で・・・

　【ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛暴れ足リンゾォア゛ア゛ア゛！！！】

　円場をおろし

　俺と爆豪は個性を使い、光を出して黒影を静める

　【ひゃん！】

常「ハッ」

　黒影はいつも通りになり、常闇の中に戻った

　その場で腰を落とした常闇

爆「てめェと俺の相性が残念だぜ・・・」

常「・・・？すまん助かった」

　俺は不破の傍にいく

轟「大丈夫か！」

貴『は・・・・は・・・っ』

轟「！・・・出血がひどい・・・」

　このままだと、出血多量で・・・

貴『わ、たしの・・・ことはいいから・・・

　円場くんを・・・おね、がい・・・』

轟「！」

障「常闇大丈夫か、よく言う通りにしてくれた」

常「障子・・・悪かった・・・緑谷も、不破も・・・俺の心が未熟だった

　複製の腕がトバされた瞬間

　怒りに任せ黒影を解き放ってしまった

　闇の深さ・・・

　そして俺の怒りが影響されヤツの凶暴性に拍車をかけた・・・

　結果

　収容も出来ぬ程に増長し、障子と不破を傷つけてしまった・・・」

障「そういうのは後だ・・・とおまえなら言うだろうな」

緑「そうだ・・・！敵の目的の一つがかっちゃんと不破さんだって判明したんだ」

常「爆豪と不破・・・？命を狙われているのか？何故・・・？」

緑「わからない・・・！

　とにかく・・・ブラドキング・相澤先生プロの二名がいる施設が

　最も安全だと思うんだ」

常「成る程これより我々の任は二人を送り届けること・・・か！」

緑「ただ広場は依然プッシ―キャッツが交戦中

　道なりに戻るのは敵の目につくしタイムロスだ

　まっすぐ最短が良い」

轟「敵の数わかんねえぞ

　突然出くわす可能性がある」

・