従兄の大兄さんに紹介されて入居した先はアイドルの住む寮でした

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貴女ｓｉｄｅ


貴『・・・あづい・・・・』

　 来週から夏休みが始まる休日


　 ほんの数秒前までは気持ちよくぐっすりと眠っていた私

　 だが目が覚めるとどうだ


　 体は汗でびしょびしょ

　 タイマーで動かしていたエアコンはもう止まっている

　 窓を開けるも風が全く入ってこない


　 汗で服気持ち悪い・・・

　 とりあえず、シャワー浴びよう・・・

　 ベッドから起き上がりシャワーを浴びに行った



貴『あ〜・・・すっきり・・・』


　 テレビをつけると丁度天気予報

貴『うっわ・・・気温高・・・』


　 風も入ってこないし・・・エアコン入れるか

　 エアコンのリモコンを取り冷房のボタンを押す



　 が




貴『・・・？あれ・・・？電池切れ？』

　 何回も押すも冷気が来ない

　 リモコンの電池が切れたと思い電池を変えるも


貴『・・・はいらない・・・』

　 ま さ か






大「あ〜、壊れてるなこりゃ」

貴『ま〜じ〜か〜』

　 嫌な予感的中

　 大兄さんに見てもらうとなんとエアコンさん故障

　 扇風機を前にして心の叫びを言う

貴『この季節にエアコンなしとか死〜ぬ〜〜〜』

大「扇風機越しで会話すんな、まぁすぐに業者呼べば直るだろ

　 今呼んどいたから、２時くらいに来るってよ」

貴『２時・・・』

　 今、朝９時３０分・・・


　 業者が来るまで約５時間

　 エアコンの修理が終わり、エアコンが使えるようになるまで・・・


貴『死ぬ！！』

大「お前ホンットに暑いの嫌いだな」

貴『死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ』

大「怖い」

　 大兄さんは８月生まれだから暑さに平気かもしれない

　 だが私は１２月生まれなんだよ！

　 寒いの嫌いだけど暑いのよりはましだから・・・


貴『もうやだ・・・私この子から離れねーから』

大「扇風機抱きしめんな、髪巻き込まれんぞ」

貴『結んでるから平気』

　 今日はいつものツインテールではない

　 ポニーテールだ！

大「そんじゃ、俺仕事いってくっから、今日年中組しか寮にいねーからな〜」

貴『いってら〜』

　 部屋から出ていった大兄さん


貴『・・・死にそう・・・』


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