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貴女side

奏「はじめまして、グラビのマネージャーの月城奏です」

貴『え、あ、望月結です、黒月の従妹です・・・』


  なんだろ・・・

貴『大兄さんよりも大人っぽい・・・』

大「・・・」

  バシィッ

貴『った!!なにすんの!』

大「いいえ、なんでも」

貴『え、まさか今の言葉気に食わなかったの?

  だって本当の事じゃん、大兄さん仕事ではビシッとしてるけど

  家じゃ結構だらだらして・・・いたッ!』

大「よ け い な こ と を い う な」

奏「くすくす」

大「なんだよ」

奏「いや、本当の兄弟みたいだなと」

大「・・・まぁな!」

貴『・・・』


  大きな手で私を撫でる大兄さん

  確かに私と大兄さんは昔から仲がいい


  といっても私たちの親戚はもとから少なく

  親戚の中で私が一番年下、その次が大兄さんだったから

  兄妹みたいに育っただけ

 「黒月さんにもあんなところあるんだ〜」

  「なんかかわいく思えるねいつもビシッとしていてかっこいいから」

貴『・・・』

大「ん?どした?」

貴『・・・大兄さんってモテるのにいつまでも独身だよな』

大「・・・」

貴『いだだだだだ!』

  あ、アイアンクローとか久しぶりに受けた・・・!


大「ほら、そろそろ収録始まるから、あっちいくぞ」

貴『うぃっす』




  収録が始まりデカイライトと大音量の音楽が流れる


  それと同時にグラビの奴等が出てきて歌い踊りだす

  さらにプロセラも出てきた


貴『・・・』

  あいつら・・・


  ほんとうにアイドルだったのか!!←


大(ぜったいこいつそう思ってんだろうな〜)


  歌が終わり司会者たちがメンバーたちに話しかけたり

  いままでのVTRを見せたりしている


  話の中には師走の不幸続きの日々など

  メンバーたちとの出会いなど


  私が寮に入る前の話を聞いていた


隼「あ〜、あと僕らの寮に新しい仲間が入ってきたんですよ」

 「?新しい仲間?」

隼「最初は獰猛で警戒心剥き出しで今でも僕には懐いてはくれないんだけど」


  あ、これ私の事だ

  てか、獰猛って何だ!!

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ありす(プロフ) - これはマジで神作品です。最近また読み返しに来ました! (2017年4月2日 3時) (レス) id: 244db5b88e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫苑 | 作成日時:2015年6月13日 22時

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