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文月ｓｉｄｅ
『あ、あの、私、ここです・・・』
「お、そうか！じゃぁここで」
結局なにも話すことなく家に着いたらしい
チャンスを無にする俺って・・・とほほ・・・
初恋もかなわなかったし、俺はもしかしたらずっと恋愛とは無縁になるのかも
「じゃぁ、また部活でな！」
『ぉ、ぉつかれさまででした・・・！』
「・・・おう！」
彼女なりに精一杯に頑張ろうとしている
それで十分だ
背を向けて歩き出す
さてと、コンビニでも寄ろうかな
『ふ、ふふ、文月せんぴゃい！！』
「・・・は？」
珍しく大きな声を出した彼女
しかも噛んだ
「ぷ」
『あ、ああぁぁああ・・・！！』
小動物のようにあわあわと慌てるA
「ほらほら、待っててやるから、落ち着け」
『は、はぃぃ・・・』
何度か深呼吸をして落ち着いた
そして目をぎゅっとして赤くなった彼女
『わ、私っ先輩にあこがれてサッカー部に入りました！！』
「え、そ、そうなんだ」
『せっせ先輩はっサッカーをやる姿がかっこよくて！
みんなに慕われるほど器も大きくて！頼りになってっ』
・・・これはめちゃくちゃ褒められてるな
なんか、こう、背中がむずむずする
やべぇ、顔にやける・・・
『そ、んな先輩をずっと、ず、ずっと』
「・・・」
ん？
『す、好きでしたぁ！！』
「・・・」
俺はもしかして夢を見ているのか？
いや、うん、抓ってもいたい
「・・・おう！！俺も」
『・・・あ、あの私恋愛的な意味で・・・』
「うん、だから、こちらこそよろしくおねがいします」
『・・・―――！！』
その途端、彼女はさらに赤くなった
このあとすぐに家からAの父親が出てきて大騒ぎになったのは
言うまでもない
・
・
・
なんて出会ったころの話が終わり
席に戻る
しばらくして、高校の部活仲間やユニット仲間が酒をつぎに来た
彼女の隣にも、あのマネちゃんたちが泣きながら寄る
「きれいだよぉA〜」
『せ、せんぱいぃ』
「あー泣くな泣くな」
キレイな白いドレスをまとった彼女
基、今日から俺の奥さんは
となりでずっと笑っていた
―――
なんやこれ、めっちゃぐだぐだやん
・
【月城】頑張って（真夜様リク）→←【文月】あの日の思い出（暁様リク）
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夜空ぽむ - リクエストで夜君と葵君を甘めでおねがいします！ (2017年5月17日 3時) (
レス) id: d0cef35fcc (このIDを非表示/違反報告)
遥樺(プロフ) - リクエストいいですか？激甘の始さんをお願いします！ (2017年4月17日 2時) (レス) id: 263e0b0ebf (このIDを非表示/違反報告)
(^p( ´ v ` )♭ - リクで月城さんお願いします！応援してます！頑張ってください！！(^p^ (2017年3月29日 20時) (レス) id: 153b06b925 (このIDを非表示/違反報告)
ありす(プロフ) - うあぁぁぁぁぁぁ.......。隼さまぁぁぁぁぁああ.......！！……えろいよ！作者様私に潤いをありがとうございます！他の作品もこの作品も更新頑張ってください！！！！ (2017年3月17日 22時) (レス) id: 244db5b88e (このIDを非表示/違反報告)
ダム - いいですね！！今なら、逝けるかも・・・。リクエストでOS組でツンツンしてるけど心の中はデレデレしてるのをお願いします！！ (2017年1月28日 11時) (レス) id: 121a453c97 (このIDを非表示/違反報告)
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