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葉月side
陽「・・・ん・・・・」
あれ・・・朝か・・・?
貴『すー・・・・』
陽「!」
すぐそばに梓が寝ていた
あぁ、原稿終わった途端すぐその場で雑魚寝したんだったな
床で寝ていたためか体が少し痛い
陽「・・・」
梓の顔を見る
寝顔は意外と幼いんだな
陽(黙ってればいい女なのにな)
こんな大人しそうな女
だれが二次元をこよなく愛する奴だと思うだろうか
ほんと、見た目詐欺だよな
いや、見た目通り頭も良いけどさ
料理もうまいし、手先器用だし
陽「・・・ふっ・・・」
こいつ、ヲタク抜いたらただのいい女じゃねーかよ
残念な奴
陽「・・・」
―――『ありがとう!』――――
陽「・・・・梓、好きだよ・・・」
まだ起きない想い人の頬に口づけをした
陽「・・・はぁ・・・」
俺はその場から立ち上がり洗面所に行った
貴『っ・・・・!』
・
・
貴『じゃぁお世話になりました!』
隼「ふふ、機会があったらまたおいで」
貴『あはは、ぜひ!』
昼、梓は帰っていった
たった1日しかいなかったのに、俺の部屋はなぜか寂しく感じた
夜「陽〜?入って良い?」
陽「おー、なんだよ夜」
自室に夜が入ってきた
夜「お菓子作ったんだけど・・・って、どうしたの?」
陽「別に」
夜「・・・伊月さんいなくて寂しい?」
陽「分かってんなら聞くなよ」
夜「ふふ、陽は本当にあの子にベタ惚れだね
でも珍しいね、告白も陽からするの初めてだし
今までたくさん彼女作ってきた陽が今までにないくらいベタ惚れしてる」
陽「お前の知る陽くんはもう遊び人じゃないの」
夜「でも昔聞いた陽の好みの女の子とは全く違うタイプだよね伊月さんは」
陽「まぁ、うん」
夜がじっと俺を見てきた
陽「話聞かせてってか」
夜「たまにはいいかな〜って」
陽「・・・まぁ、惚れたのは結構単純なんだけどさ」
・
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アニオタ - うぇ…っ陽が素敵過ぎて吐く…((ヤバイですぅぅぅぅ!!すごいいいいいい!!! (2017年4月5日 12時) (レス) id: a41f39b7a7 (このIDを非表示/違反報告)
迷い少女 - こんな恋愛してみたいな〜/ω\紫苑さんが書いたツキウタ。の小説、全部読みますね°ω° (2016年8月17日 16時) (レス) id: 10b6338248 (このIDを非表示/違反報告)
那月 - 陽くんの積極的なところとかやばかったかです!おうえんしてます!頑張ってください! (2015年11月10日 0時) (レス) id: c312c28ca9 (このIDを非表示/違反報告)
跳べない豚(プロフ) - おっ疲れ様でしたー!!いやぁ〜本当に毎度毎度ごちそうさまです!(。-∀-)ニヤッもちろん新作も読ましていただきます!私も受験生で大変だとはわかっているつもりですが、次回作も楽しみにしてます!!頑張ってください!! (2015年10月3日 12時) (レス) id: 94a317a511 (このIDを非表示/違反報告)
月光 - いつもいつも楽しく読ませてもらっています。受験大丈夫ですか?私はまだ受験とは無縁です。受かるように頑張ってください!! (2015年9月27日 14時) (レス) id: 4e1ec2a187 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫苑 | 作成日時:2015年9月21日 12時