検索窓
今日:5 hit、昨日:4 hit、合計:151,381 hit

11 ページ13

葉月side


貴『はー!流石アイドルの住む寮はいいですねー』

陽「さいですか」


  髪下ろしてるところ初めて見た


貴『さて!お風呂も入ったことだし!』

陽(嫌な予感)


貴『原稿手伝って下さい』

陽「だと思ったよ!」

貴『あ、大丈夫です

  今回は締め切りまでまだ時間あるんで

  今回は陽さんにトーンのやり方教えてから原稿やります』

陽「なんで俺がやらなくちゃいけないんだよ、まったく」

貴(と、いいつつもちゃんとやってくれるんだよな〜)


  梓は俺の隣に座りトーンのやり方を教えた


貴『―――、そして輪郭に沿ってカッターでトーンを切っていくんですけど

  このときに下の原稿まで切らないように気を付けてくださいね』

陽「おー、少し難しいな」

貴『慣れれば簡単ですよ!ってあぁ、力入れすぎです』

  隣で細かく教えてくる梓


陽「っ・・・」


  俺と同じシャンプーの匂いがする


  それに気づくとコイツは俺のモノだという感覚になる


貴『おーい?聞こえてますか〜?』

陽「聞こえてるっつーの」

貴『よかった、目を開けたまま寝ているのだと思いましたよ』


  俺は内心穏やかではないのに何でこいつはこうも呑気でいられんだよ



  ・・・やっぱ意識してくれねーのかな


貴『よし!じゃぁ早速本番行きますか!』

陽「え!早!?ちょちょ待て!」

貴『大丈夫です!失敗しても髪一本で許しますから!』

陽「待って!」


  無邪気に笑い合う俺たち

  意識してくれないのは辛いが



  今の関係も悪くないなと思っていた自分がいた




12→←10



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (143 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
160人がお気に入り
設定タグ:ツキウタ。 , 葉月陽   
作品ジャンル:ラブコメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

アニオタ - うぇ…っ陽が素敵過ぎて吐く…((ヤバイですぅぅぅぅ!!すごいいいいいい!!! (2017年4月5日 12時) (レス) id: a41f39b7a7 (このIDを非表示/違反報告)
迷い少女 - こんな恋愛してみたいな〜/ω\紫苑さんが書いたツキウタ。の小説、全部読みますね°ω° (2016年8月17日 16時) (レス) id: 10b6338248 (このIDを非表示/違反報告)
那月 - 陽くんの積極的なところとかやばかったかです!おうえんしてます!頑張ってください! (2015年11月10日 0時) (レス) id: c312c28ca9 (このIDを非表示/違反報告)
跳べない豚(プロフ) - おっ疲れ様でしたー!!いやぁ〜本当に毎度毎度ごちそうさまです!(。-∀-)ニヤッもちろん新作も読ましていただきます!私も受験生で大変だとはわかっているつもりですが、次回作も楽しみにしてます!!頑張ってください!! (2015年10月3日 12時) (レス) id: 94a317a511 (このIDを非表示/違反報告)
月光 - いつもいつも楽しく読ませてもらっています。受験大丈夫ですか?私はまだ受験とは無縁です。受かるように頑張ってください!! (2015年9月27日 14時) (レス) id: 4e1ec2a187 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:紫苑 | 作成日時:2015年9月21日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。