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『も〜
康二くん』
向「ええやんーもーちょっと!」
そう言って
康二くんは私が剥ぎ取った布団を奪って
それをまた被った。
今日は康二くんのオフ
私も、学校もバイトもない。
昨日の夜から康二くん宅にお泊まりしているので
洗濯物を干し
朝ごはんを作り
康二くんを起こしているのだが…
これがなかなか起きてくれない
いつもは寝起きの良い康二くんが
今日はダメみたいだ
『こーじーくーんー』
向「…」
『こうじ』
向「…」
『こうちゃん』
向「…ん」
やっとひょっこりと眠そうな顔を出した
『起きて一緒にご飯たべっわっ!!!』
いきなりぐるんと視界が回って
気がつけばベットの上
向「こうちゃん呼びずっとしてくれてええよ」
そう言って抱きついてくるこうちゃんこと康二くん。
ちっちゃい子みたいに可愛くて
頭を撫でる
『はいはい、こーちゃんそろそろ10時になっちゃうよー、朝終わっちゃうよーお昼になっちゃっても知らんぞー』
向「じゃあちゅーしてや」
『やだ』
向「じゃあおきんからな!」
『もー』 ちゅ
向「あーもっかい」
ちゅ
向「あかん
Aスイッチ入ってもうた」
『ぎゃっ』
その1時間後
私たちは遅めの冷めてしまった朝ごはんを食べた。
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菜(プロフ) - 有栖川.さん» 外しました!ご指摘ありがとうございます。 (2021年10月30日 23時) (レス) id: e8f8dec1f3 (このIDを非表示/違反報告)
有栖川.(プロフ) - お、りふ、ら、外してください (2021年10月30日 22時) (レス) id: 6bc5efe30d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:菜 | 作成日時:2021年10月30日 11時