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辻さんは、僕がこうなることを分かって彼女を紹介してくれたのだろうか。
そうだとしたら、なんだかすごく悔しい。
だって僕はもうこんなにも、彼女のことしか考えられなくなっている。
「好き」
『�眸耄匹�んもアニメ観てる？』
「違います、Aさんのことが好きです」
『えっ？』
「えっ？……僕いまなんて言いました？」
『私のこと、好きやって』
告白だって、初めてすることじゃない。
でも、想いが抑えきれなくなって、自分の意思を無視して溢れてしまうような告白は、初めてだった。
「…すみません、あの…喋ったことも何回かしかないし…ご飯も今日が初めてだし…」
『うっわぁ〜、M-1王者の恋人かぁ、荷が重いなぁ』
「いやいやいや、そんなこと………って、え？」
『…�眸耄匹�んなら、ええよ』
「まっ…ま、ま、まままままじすか？」
そんなはずない、きっとこれは夢だ、という思いと。
嫌だ、これだけは現実であってくれ、という思いが入り交じっている。
『ごめん私さ、こう見えてシャイなんよ』
「…はい」
『M-1もめちゃくちゃ観てたし、めちゃくちゃおもろかったし、最初挨拶してくれた時も、それ以降たくさん話しかけてくれるようになったことも、嬉しかった』
「うっわ、そんな風には全然見えなかったですよ…迷惑じゃないかいつも心配で…」
『恋愛したらもっとめんどいしムズいと思うで、私。コンビすら解散してるんやから。……それでもええ？』
少しだけ頬を赤くして、上目遣いで僕を見つめた彼女のその表情は…今まで見たことがないものだった。
「…いいに決まってるじゃないですか、Aさんなら、なんでも」
本当ならばそのまま抱きしめたかったが、公共の場でそんなことをしたら彼女に叱られるだろう。
僕はこの日この瞬間、彼女の"これから"を全て、めいっぱいに抱きしめて生きていくと決めた。
それにしても、と考える。
叶う未来が想像できなかった恋が実ってしまうあたり、やっぱり僕は、彼女のヒロインだ。
*
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いと(プロフ) - あすさん» リクエストありがとうございます！設定承知いたしました(^^)だいぶお待たせしてしまうかと思いますが素敵なものが書けるように頑張りますのでよろしくお願いします！ (11時間前) (
レス) id: e04103a2be (このIDを非表示/違反報告)
あす(プロフ) - リクエスト失礼いたします。krmさんで付き合っていて道中でkrm見かけて勇気出して声をかけにいこうとしたら隣には綺麗な女性いて自信をなくしてkrmさんから離れていこうとするのを引き止められるお話読んでみたいです。よろしくお願いいたします。 (5月12日 8時) (レス) id: 1458cfae01 (このIDを非表示/違反報告)
いと(プロフ) - 神楽さん» リクエストありがとうございます！高校生設定かしこまりました！誰オチでも大丈夫ですかね？(><)できるだけ長めのお話書けるように頑張ります(^^)！ (4月29日 12時) (レス) id: e04103a2be (このIDを非表示/違反報告)
神楽(プロフ) - myrkとlcdの高校生設定で、友達から段々発展していくお話読んでみたいです！長編だと有難いです…！ (4月29日 3時) (レス) id: 4f1d6e068e (このIDを非表示/違反報告)
いと(プロフ) - ユカさん» リクエストありがとうございます！遠距離のお話好きなのでありがたいです(^^)笑 お時間かかりますが書かせていただきますのでよろしくお願いします！ (4月28日 15時) (レス) id: e04103a2be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いと | 作成日時：2024年3月6日 22時
