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"結ばれる瞬間"
◎王子様と彼＿Yuta_N
結局あれから、私たちの関係は特に変わっていない。お互いにちょっとした違和感のようなものは感じていたけど見て見ぬふりをしている。今日もいつもの様に、彼の家で宅飲み。『…俺、思ってんけどさ』「うん、何？」『俺はAの理想の王子様とはかけ離れてるかもしれへんけど、Aは俺にとってのお姫様かもしれん』「…は？」『お姫様のことを、なにがあっても守るし、一生大事にするってことで、王子様にはなれへんかな？』「…待って、それ何？告白？」『…そのつもりやけど』「え、きもいかも」『ひどなぁい！？そんなこと言う！？』「ふふっ」ええよ、私の王子様にしてあげる、と彼の胸に飛び込むまで、3、2、1。
◎踏み込めない彼＿Shogo_S
あの日から1週間。彼に答えを伝える日が来た。いつもの様に私の家を訪れた彼を迎え入れる。「…なんか飲む？」『飲む前に、聞きたい』「…そうやんな」覚悟を決めて、彼を見つめる。「匠伍。こんな私やけど、お付き合いしてください、よろしくお願いします」彼はハァ〜と大きく息を吐いて、良かった、と呟いた。そしてそのまま、ぎゅうっと抱き締められる。「…匠伍」『ごめんA、キスしてもええ？』「なんで謝ってるん」『いやごめん、なんかもう止まらへんかも』「…うん、どうぞ」『10年お預け食らってたから』恋人として過ごす、最初の夜が始まる。
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いと(プロフ) - オズワルダー・カイさん» コメントありがとうございます！すごく嬉しいです( ; ; )私も想像できすぎてニヤニヤしながら書きました！笑 (2023年4月15日 12時) (
レス) @page50 id: 5013af6899 (このIDを非表示/違反報告)
オズワルダー・カイ(プロフ) - とても面白かったです！nktnさんが口を滑らすのが想像できて笑 何度でも読み返します！ (2023年4月15日 8時) (レス) @page50 id: 6b28a2102b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いと | 作成日時：2023年3月25日 23時
