恋花火《∞》2 短編集 (ページ10)

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亮くんの唇が首筋に移って

スルスルとキスされていって

胸元に来た時に、チクッとして

亮くんを見ると、

『Aは俺のものやから…誰にも触らせん印。』

優しく撫でられて、微笑まれた

その言葉が嬉しくて、微笑むと

『可愛ええな。A、愛してる…』

『私も…』

お互いに、惹かれるように近付いて、キスを何度も繰り返した

上唇を挟まれれば、私も唇を挟んで。キスに夢中になっていた

舌を絡め取られたら、私もそれに答えていた。

合間に見える。男前全開の色気のすごい亮くんに

愛情たっぷり、愛されて、本当に幸せだった。

亮くんの首に腕を回して、キスをした

亮くんは微笑んでくれた

体制を変えた時、亮くんにも付けたくて、私が覆い被さると

優しくキスをしながら、スルスルとおりて、首元のギリギリの場所に

少し強めに、吸い付くキスをした

亮くんが驚いていた。その可愛い顔を見ながら

『亮くんが、私のものって印を付けた。誰にも…絶対に…』

涙声になってきて、自分でも驚いていると

亮くんが起きて、私にキスしてくれた後、バスタオルで包むと

ベットに胡座をかいて座って、足だけシーツに入って、私をその上に座らせて

強く抱きしめた。

『俺には、Aしか居らんから…心配せんでも大丈夫やで。こんなに可愛い人、他には居らんもん。』

『ほんまにAは、何をしても可愛くて、俺の事を気にかけてくれて、料理上手で…俺には勿体ないくらいの、愛しい彼女やから…A…』

亮くんを見上げると

『愛してる…』

優しくキスした後、私の左手を取って、薬指にキスされた

『すぐには無理やけど、必ず此処に俺の誓いの物を、Aに渡すから…』

私は頷いた。嬉しくて、涙が溢れてきた

亮くんは微笑んで、涙を唇で拭うと

『A、いつもありがとう。俺を一番に思ってくれて…』

おでこにキスされて、ぎゅっと抱きしめられた。

『亮くん、大好き…』

耳元に囁くように言って、おでこにキスをした

亮くんが、急に胸元にキスをすると

『さっきの続きしよ。』

眩しい光の中で、目を開けると亮くんが微笑んでて

『A、ずっと生涯一緒に居てな。』

私が頷くと、誓うようにキスをした。