ep.44 最終話 ページ44
―あの日から12年も経った。
結婚？
そんなものもう諦めてる。
EXOはこんな歳になってもまだ人気だし、
私は私で女優業を専念している。
BH「A？ちょっとでかけよっか」
テレビを見ていたところ、
ベクにいきなり呼び出された。
「…え、動きたくない」
BH「デブるぞ。ほら、早く」
そう言って半ば強引にベクに連れ出された。
すっぴんだし、最悪！
ま、サングラスしてるし、関係ないけど。
BH「ついた！」
少し歩いたところにあったのは白い大きな家。
「…なにここ。」
BH「中入ろう」
「え？」
とまどいながらもベクに手をひかれ、
中まで入る。
―え？
中を見ると、ウギョルの時のような中身。
私はふと、思い出した。
―――――
『大きな白い家でね〜、ここにソファでしょ。それからテレビもでっかいやつ!』
BH『ぷっ、金かかってしょうがないよ』
『で、プロポーズは100本の花をもって、ベクがプロポーズ！ずっと俺のそばにいてください〜、なんて(笑)』
BH『そんな恥ずかしいこと俺にはできないよ〜だ』
―――
…何年前の話？
BH「A！」
後ろから名前を呼ばれたので振り返ると、
大きな花束を持ったベクが立っていた。
状況を理解した私は、涙があふれてきた。
BH「A、結婚しよう。ずっと俺のそばにいてください」
ベクは私に花束を渡し、ニコッと微笑んだ。
「ふいうちはずるいよ〜〜」
BH「泣くなって〜！事務所にはもう許可とったからさ。…ずっと2人でいよう」
そう言ってベクは私の薬指に指輪をいれてくれた。
―あの日から喧嘩ばっかで、別れて、
それでもウギョルすることになって、
色々あったけど、また付き合えて結婚なんて。
幸せすぎるよ―…
BH「もう別れる、なんて言わせないからね？」
そう言ってほほ笑んだ大人っぽいベクの表情が好きだ。
「…大人になっちゃって」
BH「好きな人の前でくらい大人でいさせてよ」
そしてベクはまた笑った。
もう離れない。
もう離れてやんないんだから。
「ベクこそ私を捨てないでよね」
BH「俺に限ってそれはない！」
そう言ってまた2人で笑った。
また喧嘩もするんだろうけど、
結局はまたベクのところに戻るんだろうな、
幸せな未来が少し見えた気がした。
――END
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ちょちょ(プロフ) - さっぺさん» 応援ありがとうございます(;O;)本当に励みになってます!勉強もあるので、更新遅くなりますが、待っていてくださると嬉しいです♪これからもお願いします！ (2016年8月4日 17時) (
レス) id: 9540f03a07 (このIDを非表示/違反報告)
さっぺ(プロフ) - 更新大変だと思いますが楽しみに待ってます！ (2016年7月24日 1時) (レス) id: f1e929d3c8 (このIDを非表示/違反報告)
ちょちょ(プロフ) - まるさん» いつも更新楽しみにしてくださってありがとうございます！(;O;)コメント本当に励みになってます!ちょくちょく更新していくので、これからもよろしくお願いします!!(^O^) (2016年7月22日 22時) (レス) id: 9540f03a07 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - 更新ありがとうございます。がんばってくださいね。 (2016年7月18日 8時) (レス) id: b798453f28 (このIDを非表示/違反報告)
ちょちょ(プロフ) - まるさん» ようやくテスト期間が終わりました！待っていてくれてありがとうございます！また更新していきます(^^)/ (2016年7月3日 8時) (レス) id: bacb647045 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょちょ | 作成日時：2016年4月8日 23時
