ep.31 ページ31
夜、7時前。
私はあわてて宿舎を出た。
そしてベクに連絡を入れる。
”ごめん、遅れる”
すると、ベクからすぐに返信が来た。
"俺も全然まだ〜(._.)ちょっと待ってて。ごめんね"
ベクもまだだという連絡が来て安心した。
仕事が少し長引いちゃったから。
私は駆け足をやめ、ゆっくりを歩いた。
もちろんサングラスしてます。
―なんだかんだ言って暗い道。
マネージャーに送ってもらえばよかった。
…けど、プライベートの用事にまで仕事させるのはちょっと気が引けるな。
なんて思いながら怖い雰囲気のある道を一人で歩いていった。
そして私は集合場所についた。
"ついたよー^^"
"今そっちに向かってる‼仕事の帰りにそのまま行くね〜^^"
またもや早い返信。
まあこれるっぽいから安心安心。
付き合ってた時はお互いの仕事のこともあって、ドタキャン多かったからなあ。
なんて思いながら待っていた。
「ちょっと」
突然話しかけられ、後ろを向く。
立っているのは知らない女の人。
なんだか嫌な予感がして、
ベクに電話をそっとつないだ。
「なんでしょうか？」
その女の人は怒っているような表情だった。
―まさか―…
「私のベクをとらないでよ！！！」
そう言って彼女は大きく振りかぶり、
私の頭に何かをたたきつけた。
どんっと鈍い音が静かな場所に響いた。
そして私はそのまま床に倒れこんだ。
電話の向こうからベクの声がする。
けど―…
話せない。
目の前が朦朧とする。
―いつもいやがらせをするサセンはこの人だったのね
「私のベクととるのがいけないのよ」
その女が私の上に乗りかかってきたその時だった。
「おい！！！！！何してる！！」
もうろうとした意識の中、聞こえた声は―…
―ミンソクオッパ―…？
XM「マネヒョンはあの女を捕まえて！」
マネージャーの方に指示を出し、
マネージャーはすぐさま女の人を追った。
XM「A…大丈夫？」
そして倒れている私を抱えこんで心配してくれるオッパ。
「ど…うして…」
どうしてオッパがここにいるの？
XM「ベクがAを一人にするのが不安だから行ってくれって頼まれたんだ。」
ベクが―…？
私が最近元気ないの、感じ取ってくれてたもんね。
―――私はそのまま意識を失った。
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ちょちょ(プロフ) - さっぺさん» 応援ありがとうございます(;O;)本当に励みになってます!勉強もあるので、更新遅くなりますが、待っていてくださると嬉しいです♪これからもお願いします！ (2016年8月4日 17時) (
レス) id: 9540f03a07 (このIDを非表示/違反報告)
さっぺ(プロフ) - 更新大変だと思いますが楽しみに待ってます！ (2016年7月24日 1時) (レス) id: f1e929d3c8 (このIDを非表示/違反報告)
ちょちょ(プロフ) - まるさん» いつも更新楽しみにしてくださってありがとうございます！(;O;)コメント本当に励みになってます!ちょくちょく更新していくので、これからもよろしくお願いします!!(^O^) (2016年7月22日 22時) (レス) id: 9540f03a07 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - 更新ありがとうございます。がんばってくださいね。 (2016年7月18日 8時) (レス) id: b798453f28 (このIDを非表示/違反報告)
ちょちょ(プロフ) - まるさん» ようやくテスト期間が終わりました！待っていてくれてありがとうございます！また更新していきます(^^)/ (2016年7月3日 8時) (レス) id: bacb647045 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょちょ | 作成日時：2016年4月8日 23時
