ep.12 ページ12
(BH)
――真夜中。
みんなは酔いつぶれて寝ている。
俺はあることが気がかりで目が覚めていた。
案の定トイレに行くと、Aがいた。
…やっぱり。
生クリーム嫌いなくせに食べるからだよ。
…ほんっと人に気使いすぎなんだって。
―――
だいぶ時間もたち、落ち着いたようだった。
「…あ…ありがとう」
顔こそ、こっちを向いていなかったけれど、
素直なAにドキドキした。
やっぱり好きなんだな、俺。
「あ！オッパ起きてたの？」
目が覚めたのか、ミンソギヒョンが立っていた。
…なんかAの顔、輝いてない？
ヒョンが来たから？
ヒョンはまじまじとAの顔を見ている。
…いやいや。
近くない？顔近すぎじゃない？
XM「…顔色悪いけど、大丈夫？」
その言葉に俺は驚いた。
なんせ、Aの変化に気付く人なんてめったにいないから。
俺ですら気付けるかどうかあやしいくらい。
…まかさヒョンって―…
XM「ふふ、しかし2人とも仲いいねえ」
「え！仲良くないよっ!もう私たちなんでもないから!じゃ、私ちょっと寝てくるね」
…どうしてそんなに否定するの？
確かに何もないけど。
ヒョンにそう思われたくないから？そんなに否定するの？
なんだか悔しい気持ちに見舞われた。
Aが部屋に戻って行った後、
俺とヒョンは2人きりになった。
XM「Aどうしたの？」
BH「…あ、俺も起きたら、Aがここにいたんですよ」
XM「…そっか」
そう言いながら、ヒョンはトイレに入って行こうとした。
BH「…ヒョン。」
XM「ん？」
BH「ヒョンはAのこと、どう思ってるんですか」
俺は恐る恐る聞いてみた。
ヒョンは俺を見つめていた。
何とも言えない空気に包まれる。
少ししてから、ヒョンはふっと鼻で笑った。
XM「…どうだろうね？」
その一言だけ言って、ヒョンはトイレに入って行った。
―もしかしてヒョンはAのことが―…
モヤモヤする気持ちをかき消して、
俺はみんなのいる部屋に戻った。
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ちょちょ(プロフ) - さっぺさん» 応援ありがとうございます(;O;)本当に励みになってます!勉強もあるので、更新遅くなりますが、待っていてくださると嬉しいです♪これからもお願いします！ (2016年8月4日 17時) (
レス) id: 9540f03a07 (このIDを非表示/違反報告)
さっぺ(プロフ) - 更新大変だと思いますが楽しみに待ってます！ (2016年7月24日 1時) (レス) id: f1e929d3c8 (このIDを非表示/違反報告)
ちょちょ(プロフ) - まるさん» いつも更新楽しみにしてくださってありがとうございます！(;O;)コメント本当に励みになってます!ちょくちょく更新していくので、これからもよろしくお願いします!!(^O^) (2016年7月22日 22時) (レス) id: 9540f03a07 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - 更新ありがとうございます。がんばってくださいね。 (2016年7月18日 8時) (レス) id: b798453f28 (このIDを非表示/違反報告)
ちょちょ(プロフ) - まるさん» ようやくテスト期間が終わりました！待っていてくれてありがとうございます！また更新していきます(^^)/ (2016年7月3日 8時) (レス) id: bacb647045 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょちょ | 作成日時：2016年4月8日 23時
