・side橙 ページ2
必殺うるうるこーじ犬クライアイズが見事、あの事務所1難攻不落(俺調べ)のAの心のドアをこじ開け。
メンバーたちの
時計を見上げた。
あの真下を指す長い針がてっぺんを指したらAがこの家に来る。⋯⋯ラウルも来る。
高身長イケメンと最年少とカワイイを最大限に駆使したラウールの策略に俺も為す術なく。あれよあれよと。
まぁ俺も？A一人相手やと緊張するかもしれへんし？
変にこだわってインテリアの配置とかルームフレグランスとか弄らんで良くなったし？
俺のママ直伝の青椒肉絲。
普段より少しいいお肉を買ったのは偶然！安くなってたから！
Aの前やから背伸びしたとかそういうんやないの！
もう一度時計を見上げた。
長い針は真っ直ぐ左を指している。
あと15分。
康二「や、、なんやこれ、」
そわそわそわそわ。
観葉植物に水をあげたり、ソファのクッションの位置を直したり。
アホみたいにその場で動いてないと落ち着かへん。
挙句の果てには玄関の靴を並べ直したりしてもうて。
⋯⋯まるで思春期の男子やん。
好きな子が家に来る中学生か。
自分で自分の心に突っ込んで恥ずかしなった時、
ﾋﾟﾝﾎﾞｰﾝ
康二「うぁい！！！！」
咄嗟に玄関の扉を開ける。
見知った黒ずくめの2人の姿。
『うわっ、開けんの早っ』
ラウール「さては康二くん、ずっと待ってたでしょ！」
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小袖(プロフ) - 紅二点、二人とも幸せな形で落ち着いてくれれば良いなと親目線で見ています。お話の続き楽しみにしてます！ (3月17日 20時) (
レス) @page2 id: 85c8a13628 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シナモ
| 作成日時：2024年3月14日 18時
