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ページ8

『⋯⋯


気まづ(笑)』




マネ「何がですか。今回は本当に運が良かっただけですからね」




『毎回悪運だけは強くて困っちゃうな〜』










結果から言うと、




骨に異常は無し。







機材を受けた所も内出血が酷いものの、安静にしとけば跡も残らないらしい。





ミトちゃんを受け止めた右手は手首が腫れたくらいで済んだ。割とエグめな腫れ方してるけど。






どの怪我も全然許容範囲。






右手の力が入りにくいのは左手でカバー出来る。




両利きですから私。





ダンスもアクロバット以外には支障なし。





明日からもバリバリ仕事が出来ちゃう。







マネ「⋯⋯マネージャーの私が言うのもなんですけど、SnowManさんはみんな雪乃さんの事を甘やかしすぎじゃないですか?」





私とマネだけが乗る送迎車。





いつもは寡黙なマネが言ったその言葉に
一瞬言い淀んでしまったけれど。






『ん〜、そう?(笑)
だってミトちゃん、可愛いじゃん』





だってさ、



可愛いは正義なんだよ。





可愛いあの子には可愛いままで居て欲しいよ。







マネ「可愛くて甘え上手で妹のような雪乃さんを応援しているファンの方々が多い事も承知しています。


⋯⋯だからってAさんが傷ついていい理由にはならないでしょう」




『傷ついてなんか、』





マネ「いいえ。
貴方は現にこうやって傷を負ってます。貴方が痛みを知らなくたって、他から見れば傷を負っているんです。

その傷が癒えるまでの時間を彼らが知らないのはとても腹が立ちます、正直。」







私に痛みは無いけど






いつの日か負った傷跡はあるのだと。














真っ暗なスマホの画面にメッセージが浮かぶ。







それはミトちゃんからで。


私以外のメンバーが笑顔で手を振る動画だった。






"頑張ってるか〜?"



"笑いをとってこーい!"



"俺らが応援してるぞ〜!"





そして動画の最後はもちろんあの子。






"キャラメルミルクティー見つけたから今度あげる!"





可愛いミトちゃん。




私たちSnowManの、大切なお姫様。

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作者名:シナモ | 作成日時:2022年11月28日 21時

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