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唯一私の体質の事を知ってるマネはなんと元看護師。






そんなマネに小言を言われながらも医務室で簡単な処置を受けるとまた楽屋に戻る。




ソファでゆり組に挟まれてるミトちゃんの目の周りが真っ赤なとこを見ると結局泣いてしまったらしい。





楽屋内の雰囲気も普段より暗い。





ミトちゃんが元気じゃないとこんなにも違うのだ。







『ミトちゃん』



美兎「Aちゃん⋯⋯」



『これあげる。
ミトちゃんが好きなキャラメルミルクティーだよ』



美兎「きゃらめる⋯⋯好き、」



『甘いの飲んで元気だそ?』





下のコンビニに運良くあったキャラメルミルクティーをミトちゃんに差し出した。





それを小さな手で受け取り、花が咲いたような笑みを浮かべるミトちゃんは可愛い子だ。





国民的妹なんてピッタリな肩書きだと思う。






宮舘「ほらミト、Aにありがとうは?」




美兎「ん、、ありがとうAちゃん!」




『うん。そんなミトちゃんに実はもうひとつ!』






本当は自分用に買ったお菓子のキャンペーンで付いてきたチョコ菓子。





私はあんまり好きじゃなさそうだったけどミトちゃんは好きかなって。





『じゃじゃーん!



っあ、』





ポケットから出した小さな包み紙が
するりと手から零れ落ちた。





渡辺「っぶね!!セーフ⋯⋯」



『うわっありがとう翔太くん』




スレスレのところで翔太くんがキャッチ。





⋯⋯さっきの怪我かな、力が入りづらい。

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作者名:シナモ | 作成日時:2022年11月28日 21時

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