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正直、面と向かって会うのは怖かったけど、きちんと話し合わないといけないと思った。
受付を済ませ、扉の前で大きく息を吐く。
ガララ、
「まっ…、っ！？」
扉を開け、「まっすー。」そう続けようとした先は、目の前に飛び込んできた景色で続けられなかった。
それは、
まっすーがハサミを自身に突き刺そうとしている姿だった。
「まっすー！！」
慌てて近づき、バシッとまっすーの手を払い、ハサミを叩き落とす。
カシャンッ！
「何してんだよっ…！？」
胸倉を掴み、問いただす。
「……。」
しかし、まっすーは虚ろな目をしたまま、こちらを見てくれない。
暗い瞳に俺の姿は映っているはずなのに、俺を見てくれない。
ここまで追い込んでしまった。
大事にしていた声を失ってまでも選んだ命を投げ捨てようとするくらいまで、
そこまで追い込んでしまったんだ。
「…まっすー…っ！」
涙が溢れそうになる。
どうしたらいい？
どうしたらまっすーを助けられる？
慶ちゃん、シゲ、どうしよう、
どうしたらいい？
ふと、昨日の会話を思い出す。
『まっすーも手越の隣にいたいって、そう思ってるよ。』
ああ、
そうだ、
今日俺は、話をしに来たんだ。
両手でまっすーの頬を挟み、無理矢理目を合わせる。
ねえ、まっすー。
伝えたいことがあるんだ。
…
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さく(プロフ) - はさみのりさん» これからも応援してます！素敵なお話ありがとうございました。 (2018年8月1日 1時) (
レス) id: f81c7981b1 (このIDを非表示/違反報告)
きみえ(プロフ) - はさみのりさん» これからも素晴らしいお話待ってます！ (2018年7月29日 17時) (レス) id: 07ca606d01 (このIDを非表示/違反報告)
はさみのり(プロフ) - さくさん» 返信がおそくなってしまい、すみません(><) とても嬉しいお言葉ありがとうございます！これからもどうぞよろしくお願い致します。 (2018年7月29日 6時) (レス) id: 7684741bb3 (このIDを非表示/違反報告)
はさみのり(プロフ) - きみえさん» 返信が遅くなってしまい、すみません(><) はじめてだなんて光栄です…！こちらこそご覧いただきありがとうございました！ (2018年7月29日 6時) (レス) id: 7684741bb3 (このIDを非表示/違反報告)
さく(プロフ) - こんなに泣いたのは数年ぶりくらいというくらい、とにかく涙が溢れました。本当に感動しました！大好きなテゴマスの歌、声についてという重めな話題なのに、最後は幸せな気分になれました。素敵なお話をありがとうございました。 (2018年7月21日 9時) (レス) id: b4952ba7f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はさみのり | 作成日時：2018年6月5日 14時
