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しばらくしてAの家を出た。
Aのお母さんもお父さんも昔から変わらないなって改めて思った。
優しい所もよく笑うところもAを愛しているところも。
母 ｢あのねー、私少し寂しかった。｣
エ ｢え？｣
母 ｢高校の途中からえいちゃん、Aと一緒にいなかったじゃない｣
エ ｢…あー、そうですね。｣
俺から避けていた訳では無いがその話には少し気まずさがあった。
母 ｢あ、Aから離れていったのは知ってるのよ。きっとあの子も寂しかったと思う。｣
俺はお母さんの話を黙って聞いた。
お父さんも何も言うことなく車のハンドルを握っていた。
母 ｢自分から離れといて何寂しがってるのよって思っちゃったの。でも、話聞いたらえいちゃんの彼女のためだって。…あの子らしいよね。｣
お母さんは俺に寂しそうに笑った。
エ ｢ゆなのため…？｣
母 ｢あまり詳しくは教えてくれなかったけど、たぶん自分がえいちゃんとかなり近い距離にいたの気にしだしたみたい。｣
エ ｢そ、うなんだ…。｣
確かにあいつは俺とゆなが付き合いだしてから様子がおかしかった。
でも、そんなに俺は気にしていなかった。
いつも通りだったから。俺が一方的に。
俺ってAのこと、何にも知らないんだな…。
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ゆんゆん(プロフ) - とても面白いお話です！いつもドキドキしながら読んでいます！更新楽しみに待っています！ (2019年12月16日 19時) (
レス) id: 91470d6548 (このIDを非表示/違反報告)
Nanatsu(プロフ) - すとろべりーさん» 有難うございます！頑張ります！(｀・ω・´)ゝ (2019年9月22日 19時) (レス) id: f4bd641282 (このIDを非表示/違反報告)
すとろべりー - 受験生なんですか、大変ですね…。頑張ってください！更新嬉しいですけど、無理しないでくださいね(T_T) (2019年9月18日 19時) (レス) id: d142de45b5 (このIDを非表示/違反報告)
Nanatsu(プロフ) - すとろべりーさん» 受験生なもので…(^^;出来るだけ多く更新するように頑張りますね！ (2019年9月17日 23時) (レス) id: f4bd641282 (このIDを非表示/違反報告)
すとろべりー - 最近更新してなかったですよね？更新とても嬉しいです！！ (2019年9月17日 0時) (レス) id: d142de45b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nanatsu | 作成日時：2019年8月29日 20時
