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｢な、は？え、なんで…？｣
私は目の前の光景に困惑していた。
夢、だよね？
まだ夢の続きを見ているんだ。
だって、目の前にいるのは…
｢えいちゃん…｣
エ ｢んん〜…｣
私は目の前にいるえいちゃんから距離を取ろうとゆっくり後ずさる。
1人用ベッドだからたいして距離なんて取れないけれど。
それなのにそんなことも知らずにえいちゃんは目をつむったまま離れた私を手だけで探してまた自分の所へ引き寄せる。
私は慌てて声を出す。
｢ちょっと、えいちゃん…！｣
エ ｢ん〜、なにぃ。うるさい｣
さっきよりもきつく抱きしめられ身動きが取れなくなった。
まずいでしょ、この状況。
せっかく私から距離置いてこの状況だけは避けようとしたのに…。
ほんと、何も知らずにこんなことしやがって。
って、きっと昨日のそらも私に対して思っていたのかも。
エ ｢…ねぇ、痛い？お腹｣
｢え、うん。痛いよ｣
エ ｢薬は？｣
｢飲んだけど…全然効かなくて｣
エ ｢顔色わる｣
｢うるさいなぁ｣
いつの間にか目を開けていた彼は私の顔を見るなり笑ってきた。
｢何しに来たの｣
私はあえてきつく当たる。
エ ｢様子見に来た、のはついででおばさんのご飯食べに来た。｣
そんなこと言ってケラケラ笑うえいちゃん。
なんでこの状況で笑っていられるのよ。
私ばっかり意識して…
頑張って我慢して、また泣きそうだ。
エ ｢泣かせにきたわけじゃねぇんだけど…｣
｢もう…！うるさい…っ｣
私は泣いているのを見られたくなくてうつ伏せになった。
エ ｢昨日もずっと泣いてばっかりだったんだろ。目、腫れてる。｣
｢…痛かったの｣
エ ｢…なんでそらなんだよ｣
｢…。｣
エ ｢なんで黙ってんの。言えないことでもあんの？｣
｢えいちゃんには関係ない。｣
エ ｢A！｣
私はえいちゃんに無理やり仰向けにされた。
押し倒されているみたいな体制になった。
ほっといてよ…。
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Nanatsu(プロフ) - らぎさん» わぁ！めっちゃ褒めて頂き有難うございます！更新頑張りますね！ (2019年8月19日 23時) (
レス) id: f4bd641282 (このIDを非表示/違反報告)
らぎ(プロフ) - 初コメント失礼します!書き方がすごく上手でとても読みやすいし面白いです!更新頑張ってください!待ってます! (2019年8月18日 19時) (レス) id: ff58cd1af5 (このIDを非表示/違反報告)
Nanatsu(プロフ) - AAAA8964さん» 有難うございます！頑張ります！ (2019年8月17日 23時) (レス) id: f4bd641282 (このIDを非表示/違反報告)
AAAA8964(プロフ) - 続きめっちゃ気になります面白いです(T＿T)！更新頑張ってください！ (2019年8月17日 3時) (レス) id: 559152d3ab (このIDを非表示/違反報告)
Nanatsu(プロフ) - 苦いコーヒーさん» ありがとうございます！是非とも気長にお待ちくださいo(_ _)o (2019年8月13日 14時) (レス) id: f4bd641282 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nanatsu | 作成日時：2019年8月8日 15時
