ねぇ、一緒に歩いてもいい？

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エイジさんは黒色のTシャツに腰には赤色のチェックのワイシャツを巻いて下はジーンズだった。
腕についているアクセサリーも何もかも全部合わせて本当におしゃれのセンスがあるなと思った。
そりゃ、動画で1位取れるよ。


エ ｢はい、助手席座ってー｣


エイジさんは助手席のドアを開けて座らせてくれた。
出来すぎでしょ。


｢ありがとう｣

エ ｢今日さ俺のお気に入りの服屋に行こう｣

｢うん、楽しみ｣

エ ｢よかった笑｣



エイジさんの運転姿。
正直言ってかっこいい。
マネージャーさんが言ってたけどエイジさんにもそれは当たり前だがたくさんの女性ファンがいるのだ。
私今日殺されたりしないよね…？


エ ｢なにぃ？さっきからちらちら見て笑｣


エイジさんは目線は前からずらさず私の視線に気づいていたことを言ってくる。


｢うそ、そんなに見てた？｣

エ ｢うん、めっちゃ見てた。俺穴あきそう｣

｢それはうそでしょ、そんなに見てない｣

エ ｢えぇ〜笑 全然普通に話せてるね｣

｢あ、確かに｣


昔からいた友達みたいに話せている。
全然気づかなかった。


エ ｢俺といると楽しいって思ってくれてるってことでいい？｣

｢…うん、いいよ｣



私がそう言うと｢やったー！｣なんて言って喜んでいる彼。
そんな姿を見て可愛いなって思うと同時に胸がきゅーっと締め付けられた。きっとこの表現はいい方の表現。

…→←悩ませないで！

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