ねぇ、一緒に歩いてもいい？

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無事、自分の出番を終えることが出来てユーフェスも大成功のもと終えることが出来た。


『お疲れー、A』

｢お疲れ様です。成功して良かったです｣

『うんうん！初めてにしてはいい感じ！』


マネージャーさんは私よりもはしゃいでいた。


『あ、A。共演者の方々に挨拶しなきゃ』

｢げっ…｣


そう、私は死ぬほどこの"挨拶"が苦手なのだ。
何故なら私は極度の人見知りで…
なのになんでYouTuberやってんだってなるけどそれはこっちにも色々と事情があるわけで。


『もー、何うじうじしてるの。今日こそはちゃんと挨拶してきなさい。』

｢みうさん(マネージャーさんの名前)！ついてきてください！｣


みうさんは呆れながらも後ろに隠れる私を引っ張って共演者の方々の所まで連れていってくれた。


『すみませーん、私、Aのマネージャーです。挨拶しにきましたー。お疲れ様です。』


まずは、みうさんが声をかける。

声をかけた人物が水溜りボンドさん。
優しそうではあるけど！緊張して何も出来ない！


『ほら、ちゃんと挨拶して。』

｢ぁ、お疲れ、様です…｣

ト ｢あはははっ！お疲れ様です！｣

『すみません。極度の人見知りなもので…』

ト ｢そうなんですね！この前も見かけたんですけど話しかけるなオーラが凄すぎて…笑｣

｢ごめんなさい…｣

ト ｢いえ、いいんですよ！なんだ、人見知りなだけで良かったです笑うちのカンタも人見知りなんで｣

カ ｢俺はここまでじゃない！｣

｢お疲れ様です…｣

カ ｢お疲れ様〜、Aちゃんやっぱり面白かったですよ！｣



マネージャーを間に挟んで少しだけお話が出来て嬉しい。
やっぱり優しい人たちだったなぁ。

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