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｢カフェオレMサイズと…アップルパイ1つで｣
『かしこまりました。合計で…』
私は頼んだものを持って1番窓側で空いている席に行った。
(あ、やば。1人席じゃないじゃん…)
そう思い、辺りを見回すけれどここくらいしか空いてなかったので仕方なくそのまま座った。
誰か人が来たらその時はその時だ。
｢いただきまーす。｣
そう小さく呟いてまずはカフェオレを流し込む。
?? ｢ふはっ、ねぇA？｣
｢…ふぇ？｣
私は急に名前を呼ばれて変な声が出た。
?? ｢何その声？笑 久しぶり、覚えてる？｣
｢え、竜馬くん…？｣
竜 ｢そう！覚えててくれたんだー｣
そう、この人 竜馬くんこそ私の…
初恋の人だ。
なんで、こんなところで…
私が少し戸惑っていると｢相席いい？｣なんて言ってくるので戸惑いが緊張に変わってしまった。
｢あ、うん！どうぞ｣
竜 ｢ありがとう。A変わってないなぁ笑｣
｢そ、そうかな？｣
竜 ｢うん、割とそのまんまだよ。いい意味でね？｣
｢そっか…。｣
竜 ｢なんかごめんな？中学の時あんま話したこと無かったよな。でも、俺お前の動画見てたからすぐ気づいちゃって。｣
｢ううん！全然、なんか恥ずかしいな…笑｣
竜 ｢あははっ、なぁここにはよく来るの？｣
｢うん、結構気に入ってて…｣
竜 ｢そうなんだ、良いよなここ。｣
嘘みたい。私、今、竜馬くんと話してるの？
しかも動画見てるって…
動画見られてるのはちょっと恥ずかしいけど…
緊張しすぎて何もものが喉を通らない。
久しぶりに会えて嬉しいはずなのに…
なんでだろう、震えて…
エイジさんの時と違って一緒にいて少し、
疲れている私がいた。
竜 ｢A？｣
｢あ、なに？ごめんぼーっとしてて…｣
竜 ｢いや、あのさ昔からしてちょっと変わったことあったわ｣
｢ん？｣
竜 ｢なんかすげー可愛いなって思うようになった笑｣
｢え！何それ！｣
驚いた私は少し大きな声を出してしまった。
それを見た竜馬くんは笑ってくれた。
竜 ｢昔から可愛いなとは思ってたけど今の方が可愛いよ笑｣
｢あ、ありがとう…｣
まさか可愛いと言われるとは…
しかも"昔から"可愛いと思っていてくれていたなんて。
初恋の人と一緒に入れるのは嬉しい…
けど、ずっと一緒にいたくないと思ってしまう私の自制心がやっぱりあった。
どうしよう…
早く離れなきゃ。
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Nanatsu(プロフ) - コーヒーゼリーさん！作品最後まで読んで頂きありがとうございました(o^∀^o)次も楽しみにして頂けてとても嬉しいです！ (2019年8月8日 0時) (
レス) id: f4bd641282 (このIDを非表示/違反報告)
コーヒーゼリー - 作品終わりましたね！！凄くよかったです！今度書く、幼馴染みとか短編集も楽しみにしてますね！！ (2019年8月7日 18時) (レス) id: 848e04a385 (このIDを非表示/違反報告)
Nanatsu(プロフ) - コーヒーゼリーさん、ありがとうございます！気長に待って頂けたら幸いですm(｡v_v｡)m (2019年7月29日 2時) (レス) id: f4bd641282 (このIDを非表示/違反報告)
コーヒーゼリー - めっちゃ内容好きで、読ませてもらってます！夢主ちゃんの過去凄い深そうですね…。続き楽しみにしてますね！ (2019年7月25日 23時) (レス) id: 848e04a385 (このIDを非表示/違反報告)
Nanatsu(プロフ) - かなとさん、教えていただきありがとうございます！完全に見落としていました…！ (2019年7月15日 17時) (レス) id: f4bd641282 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nanatsu | 作成日時：2019年7月15日 16時
