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22時45分。
デパートで買ったお菓子の詰め合わせを持って、助けてくれた人を待つ。
なんか緊張するな…
それにしてもこの駅は人が少ない。駅前は栄えてるわけでもなく、あの人がいなかったら私は階段から落ちたまま時間がたってかもしれないなんて思う。
｢あの…Aさんですか？｣
『あっ、ふっかさんですか？』
｢あっそうですそうです！すいません、あだ名しか知らないですよね(笑)｣
『いえいえ！あの、これ…』
｢ほんと大丈夫なのに！ありがとうございます！｣
その人は帽子を深く被り、丸メガネをかけている。2連のピアスがチャラい。
｢怪我は大丈夫ですか？｣
『大丈夫です！！』
ふっかさんはたくさん話しかけきては、意識をなくして倒れた私の事を心配していたと言っていた。
男の人とこんなに会話するなんて、本当に久々だった。ましてやお世辞だろうけど心配してくれている。
だから舞い上がってたんだと思う。
｢これから食事でも行きません？｣
なんてありがちな誘いに、気分よくのってしまった。
案内されたのはオシャレなバーだ。
『私、お酒は苦手というか…かなり弱くて…』
優里に｢お酒弱いなんていうとますます飲まされることあるから気をつけてよ！｣って言われたことを思い出したけど、既に遅かった。
｢じゃあノンアルにしましょう｣
ふっかさんはアルコールの入っていないジュースを頼んでくれた。
私は緊張しまくっていて。
でも大丈夫…お酒飲んでないし。
ほぼ初対面の人と、バーにいる。自分がなにを話しているのかもよくわからないまま、時間だけが過ぎていった。
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一知花(プロフ) - しゅうかさん» はじめまして！感想ありがとうございます。すごく嬉しいです＾＾これからも読んでいただけると幸いです！ (2020年2月12日 11時) (
レス) id: 0e2343783a (このIDを非表示/違反報告)
しゅうか - はじめまして。めっちゃいいお話ですねキュンキュンしました。続き気になります。更新頑張ってください (2020年2月12日 1時) (レス) id: 8902b35e38 (このIDを非表示/違反報告)
一知花(プロフ) - 香奈さん» こんにちは！コメントありがとうございます。主人公の名前は変えられますが、親友の優里は変えられないようになっています。ご要望があれば改善するかもしれません。よろしくお願いいたします。 (2020年2月11日 15時) (レス) id: 0e2343783a (このIDを非表示/違反報告)
らん - はじめまして。らんです。すごくいい小説で面白いですね。これからも頑張って下さい。応援してます。 (2019年10月23日 20時) (レス) id: 923d9a0372 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：一知花 | 作成日時：2019年8月3日 22時
