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ふっかさんの方を見る。
『ちょっと……あの……』
息をする音が聞こえる。
『もしかして寝てます？』
返事はない。
どうやら本当に寝てしまったらしい。
『よくわからない人…』
きっと仕事で疲れていたんだろう。
私は寝ているふっかさんを起こさないように立ち上がり、風邪をひいたら大変とそばにあったブランケットをかけた。
この場合、どうするべきなんだろう。
�，海里泙浣撚茲鮓�る
��帰る
��ふっかさんが起きるのを待つ
こんなシチュエーションのとき、モテる女だったら添い寝でもするんだろうなんて考える自分にドン引きする。
なんて考えていると、暗い部屋のせいか、私まで眠くなってきた。
『さすがに今日は帰ろっと…』
いや、私がこの部屋を出たら鍵は開けっ放しになってしまう。
とりあえずもう少し待ってから、起こしてみようかな。
なんとなく部屋を見渡すと、ぬいぐるみやらフィギュアがたくさん置いてあって。
こういうのが趣味なのかな。
その隣を見ると、1枚の写真が大切そうに飾ってあった。
楽しそうに笑うふっかさんと、その隣には女の子が写っている。
2人ともすごくいい笑顔で楽しそうで。
お互い大切な関係にしか思えなかった。
彼女、元カノ、幼なじみ、初恋の人………
部屋に写真を飾るなんてよっぽどの関係なんだ。
そんな大切な人がいるのに、ふっかさんは私を家に招いた。
帰ろう。
なにかされる前に、今までのことは無かったことにして全部忘れよう。
わからないけど。
本当のことかわからないけど、きっと女をとっかえひっかえしてるんだ。絶対そう。
馬鹿みたいだ。
いや、私は本当に馬鹿で。
遊ばれてるのに勝手に1人で浮かれていたのだから。
あんな出会い方をして、私の会社でばったり会って。
これってもしかして運命なのかもしれないなんて考えていたけれど、そんなんじゃない。
誘ったら必ず行くような、ただの都合のいい女だ。
続く (更新停止中)
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一知花(プロフ) - しゅうかさん» はじめまして！感想ありがとうございます。すごく嬉しいです＾＾これからも読んでいただけると幸いです！ (2020年2月12日 11時) (
レス) id: 0e2343783a (このIDを非表示/違反報告)
しゅうか - はじめまして。めっちゃいいお話ですねキュンキュンしました。続き気になります。更新頑張ってください (2020年2月12日 1時) (レス) id: 8902b35e38 (このIDを非表示/違反報告)
一知花(プロフ) - 香奈さん» こんにちは！コメントありがとうございます。主人公の名前は変えられますが、親友の優里は変えられないようになっています。ご要望があれば改善するかもしれません。よろしくお願いいたします。 (2020年2月11日 15時) (レス) id: 0e2343783a (このIDを非表示/違反報告)
らん - はじめまして。らんです。すごくいい小説で面白いですね。これからも頑張って下さい。応援してます。 (2019年10月23日 20時) (レス) id: 923d9a0372 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：一知花 | 作成日時：2019年8月3日 22時
