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『あの…映画って映画館で見るものじゃ？』
「うーんまあそういうこともあるかも！」
気がつくと、ふっかさんはとあるマンションの前で足を止めた。
『これって女の子部屋に連れ込んで……みたいなやつにしかみえない』
「レンタル明日まででさー」
『なんで1人で見ないんですか？』
「Aちゃんここまで着いてきたくせに」
その通りだ。
自分は今から男の家に連れ込まれるってこと。ここからどんなことがあっても文句は言えないし、自分にも非がある。
それなのに帰らないあたり、私は馬鹿だ。
「ほんとは映画館に行きたいんだけどね！まあ騒がれるのも嫌だし」
そう言ってエレベーターに乗り、部屋に入った。
「じゃあさっそく見ようか！テキトーに座って」
私はテレビの前にあるソファーに座った。
ふっかさんはお菓子と飲み物をテーブルに置くと、私の隣に座る。
今更、ふっかさんから離れるように床に座るわけにもいかずに映画は始まった。
「映画館っぽく電気付けずに見よー」
映画館のように暗くなった部屋で映画が始まる。
映画が始まるとふっかさんは何も話さなかった。集中しているらしい。
よかった…
そう思って安心していたとき、いきなり主人公と男友達がいい感じになっている。
そのとき、右手に体温を感じた。。
「え…ふっかさ……」
もう遅い。部屋になんか来なければよかった。
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一知花(プロフ) - しゅうかさん» はじめまして！感想ありがとうございます。すごく嬉しいです＾＾これからも読んでいただけると幸いです！ (2020年2月12日 11時) (
レス) id: 0e2343783a (このIDを非表示/違反報告)
しゅうか - はじめまして。めっちゃいいお話ですねキュンキュンしました。続き気になります。更新頑張ってください (2020年2月12日 1時) (レス) id: 8902b35e38 (このIDを非表示/違反報告)
一知花(プロフ) - 香奈さん» こんにちは！コメントありがとうございます。主人公の名前は変えられますが、親友の優里は変えられないようになっています。ご要望があれば改善するかもしれません。よろしくお願いいたします。 (2020年2月11日 15時) (レス) id: 0e2343783a (このIDを非表示/違反報告)
らん - はじめまして。らんです。すごくいい小説で面白いですね。これからも頑張って下さい。応援してます。 (2019年10月23日 20時) (レス) id: 923d9a0372 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：一知花 | 作成日時：2019年8月3日 22時
