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『A。あのな…。』
侯隆さんを見つめると、なぜか顔がだんだんと赤くなってきて、
急に、胸を押し付けられて
『じっと、見つめんで。何か照れてまうから…。』
可愛いなと思ってたら、そっと私から離れて、
『A 、あっちに座ろう』
手を優しく引っ張られて、ローソファーの所に行った。
並んで座って、手は握られたままで 、ドキドキしてると、
『さっき言おうとしたのは、オーナーがな。今日良かったら、泊まっていきませんか?って言われたんや。』
『えっ。』
私が驚くと、侯隆さんが慌てた口調で、
『違うんや。その、モニターにもなってほしいし。すばるの歌を久しぶりに、聴きたいって頼まれたのもあって。』
『あっ、勿論。Aだけ、1人で部屋で寝て。俺は、すばるとヒナと居るから。』
1人なら、大丈夫と思って
『良いですよ。』
侯隆さんが、ニコニコ笑顔になって、
『ほんまに!?良かった。ありがとうA。』
頭を優しく撫でられて、心地良さに目を瞑ると
侯隆さんが瞼にキスをした、ビックリして見上げると、
『A好きや…。やっぱり俺、Aが居らんと。あかんわ…。』
『Aが俺の原動力で、仕事もこなせてるし。何より、安心して癒される。』
私を強く抱きしめると、
『今日だけは、俺の事だけを思って。俺だけを見とってくれへん?』
私が頷くと、
おでこにキスをして、
『A、俺嬉しいわ♪』
侯隆さんがクシャっと笑った。私もその顔を見ると、嬉しくなる。
『じゃあ、夕飯まで何しよう?』
『A、したい事ある?』
『うーん。どうしましょうか?』
悩んで考えてると、いきなり侯隆さんにキスされて、驚いて動けなかった。
私が目を開けていて、侯隆さんが閉じていたから、綺麗な顔だなと思わず見惚れていた。
暫くして唇がゆっくり離れて、侯隆さんが微笑むと、優しい眼差しで
『Aが可愛すぎて、頭で考えるより行動してた。何で、そんなに可愛いんやろう…』
私を優しく抱きしめて、
『ほんまに俺は、Aが好き過ぎて、可愛くて、しょうがないやと思う。』
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作者名:ショコラ | 作成日時:2017年4月25日 2時