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【Aside】
ついて来てしまったからにはどうにもならない…
めちゃくちゃ高そうなホテルにズルズル連れて行かれて、部屋を案内された。
それにしても、随分広い部屋だ。
たぶん悟のことだからスイートルームだと思うんだけど、それにしても広いな…
和と洋が入り混じったオシャレなデザインで素敵だけど。
ざっと全体を見回ってコの字のような形をしている部屋だというのは分かった。
中央のガラスの向こうには綺麗に整えられた中庭がある。
なんかリビングが二つない?あるよね?
ちょっとしたキッチンもあるし、備え付けのバスルームも広い。
大きな窓からは街並みから海まで一望できる景色が広がっていて、左側のガラス戸を開けてバルコニーに出れば露天風呂まであった。
ベッドは少し低めの白を基調としたシンプルなデザイン。
A「……なんか、慣れなくて寝られない気がする…」
五条「A〜露天風呂入ろ♡」
A「ひえっ…!いきなり?」
五条「せっかく来たんだから楽しもうよ♡」
A「じ!自分で脱ぐから!」
私の服に手をかけようとする悟の手を止めてクローゼットの前へ移動した。
着物と袴はハンガーに掛けとかないと皺がついたら嫌だし。
肌襦袢は悟が替えを持ってきてくれたからとりあえずそのままで。
下着の替えと、部屋に備え付けの浴衣と…
メイクは先に洗面台で落としてこようかな。
A「メイク落として来るから先に入ってて」
五条「分かった。待ってるね♡」
さっさと脱ぎ出す悟を余所にバスルーム前の洗面台へ。
アメニティがたくさんあってすごく助かる。
化粧水や乳液もあるし、困ることはないな。
ハーブ由来の良い香りがするクレンジングを手に取り、ふとそこであることに気付いた。
あれ…私…
悟とお風呂入ったことあったっけ…?
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更紗和金(プロフ) - マリオットさん» 一気みしてくださったとは…とても嬉しいです。こちらこそこんな自己満足作品を読んでいただきありがとうございます! (2022年10月2日 18時) (レス) id: b1ab373c3f (このIDを非表示/違反報告)
マリオット - 一気みしました!!すごいです!この小説書いてくれてありがとうございます!! (2022年10月1日 11時) (レス) @page3 id: 4a1e7dbbbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:更紗和金 | 作成日時:2022年9月25日 18時