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【NOside】
虎杖「あっ、先生ー!!」
元気の良い声と共に虎杖が三人の前に駆け付ける。
虎杖「はやく皆のところに行こうぜ」あ、ナナミンとAさんもいる
虎杖は一刻も早く伏黒や釘崎に会いたいらしく、わくわくしながら目を輝かせている。
その様子にAは「そうだよね。早く会いたいよね」と笑顔で返した。
五条「悠仁、もしかしてここまで引っ張って普通に登場するつもり?」
虎杖「え!違うの!?」
五条「死んでた仲間が二月後実は生きてましたなんて術師やっててもそうないよ。やるでしょ、サプライズ!!」
キメ顔で言う五条に七海もAもいい顔はしない、というより嫌な予感しかしない。
虎杖「サプライズ?」
五条「ま、僕に任せてよ。一年は嬉しさと驚きで泣き笑い、二年も京都ももらい泣き。嗚咽のあまりゲロを吐く者も現れ、最終的に地球温暖化も解決する」
五条の言うことにAは初めてドン引きした表情を浮かべた。
この男は何を言っているのだ…。
虎杖「イイネ!!」
A「いいね!?」
虎杖「何したらいい!?先生俺何したらいい!?」
A「いや、ちょっと悠仁くん落ち着いて…」
五条「何もしなくていい!!僕の言う通りにしろ!!」
A「悟あなた何言ってるの!?」
虎杖「だから何したらいい!?」
七海「生きてるだけでサプライズでしょうよ」
盛り上がって手のつけようのない二人に七海もAも溜息をつく。
A「悟、今はあなたを理解できない…とても遠くに感じる」
五条「え!何!?そんな冷たいこと言わないで!!Aも一緒に行くよ!!」
A「お願いだから置いていって…その現場にいたくない」
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更紗和金(プロフ) - マリオットさん» 一気みしてくださったとは…とても嬉しいです。こちらこそこんな自己満足作品を読んでいただきありがとうございます! (2022年10月2日 18時) (レス) id: b1ab373c3f (このIDを非表示/違反報告)
マリオット - 一気みしました!!すごいです!この小説書いてくれてありがとうございます!! (2022年10月1日 11時) (レス) @page3 id: 4a1e7dbbbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:更紗和金 | 作成日時:2022年9月25日 18時