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【虎杖side】
………絶対何かあったよなぁ…。
化粧で誤魔化してるけど目元腫れてるっぽいし、五条先生もどっか気ぃ使ってる気がする。
安易に首突っ込んだらダメな気がするから言わないけど…。
でもどこかスッキリ顔してるからきっと解決したんだろうな。
五条先生が泣かせたわけじゃないならいいや。
今日もAさんの作る御飯は美味しい。
A「悠仁くん、デザートあるんだけどまだ食べられる?」
虎杖「ウッス!いただきます!」
Aさんが出してくれたのは小さめのゼリー。
サクランボが丸ごと入ったやつとラ・フランスの実がいくつか入ったやつ。
どっか出張にでも行ったのかな。
虎杖「んっ!美味い!」
五条「いくらでも食べられそうだね」
A「そう?良かった」
一緒に出してくれた水出しの緑茶も美味しい。
やっぱ誰かと食べるって美味しいな。
一人で食べること多かったから実はこういう時間が嬉しかったり。
五条「もう少しで交流会だね。そして悠仁のお披露目会」
A「いや、喜ばしいことではあるけどちゃんと空気読んでからね?」
五条「ダイジョーブ!みんな感動の嵐だよ!」
Aさんが困ったように笑っている隣で五条先生は指パッチンをして「任せといて!」とキメ顔をした。
正直、俺も早く二人に会いたくてワクワクしている。
虎杖「早く伏黒と釘崎に会いてぇなぁ!」
A「安心はさせたいよね」
五条「あと二週間。頑張ろうね悠仁」
虎杖「押忍!」
生きていることを黙っているわけだから気まずいっちゃ気まずいけど、Aさんの言うように早く二人を安心させたい。
俺も強くなって行くから、待っててくれよな。
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更紗和金(プロフ) - マリオットさん» 一気みしてくださったとは…とても嬉しいです。こちらこそこんな自己満足作品を読んでいただきありがとうございます! (2022年10月2日 18時) (レス) id: b1ab373c3f (このIDを非表示/違反報告)
マリオット - 一気みしました!!すごいです!この小説書いてくれてありがとうございます!! (2022年10月1日 11時) (レス) @page3 id: 4a1e7dbbbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:更紗和金 | 作成日時:2022年9月25日 18時