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【Aside】
恥ずかしい入浴を終えて、のんびり寛いでいたらあっという間に夕食の時間になった。
部屋食だったから女将さんが運んできてくれる食事を悟と会話しながら楽しんでいたらいつの間にかお腹はいっぱい。
なんとか(無理やり)デザートも食べたけど、結構お腹苦しい。
夜景が見えるリビングルームのソファに座って一息ついた。
A「お腹いっぱい…」
五条「最後の方ほとんど僕が食べたね」
A「ごめんねー」
五条「僕は全然平気。甘いものならまだイケそう」
悟は男の人だし、体格も違うからそもそも食べる量が違うよね。
それにしても二人でこんなにゆっくり過ごせるのいつ振りかな。
伊地知さんがスケジュール調整してくれてるから悟と休日が同じになることはもちろんあるけど、このところ悠仁くんの修業を見てることが多かったからずっと一緒に居れるわけじゃなかったし。
もちろん悠仁くんのことは応援してるけど、ちょっとだけ悟を取られた気がしてたかも…。
これって嫉妬なのかな。
ボーッと考え事をしていたらぴょこっと悟の顔が目の前に現れて少しビックリする。
五条「一人で考え事?それとも、疲れちゃった?」
疲れちゃった?とか訊きながら私の太ももに頭を乗せてくるのちょっとズルくない?
そういう可愛い一面、弱いんだけど…。
A「こうやって二人でのんびり過ごすの久しぶりな気がするなぁって」
五条「そーだね。悠仁には悪いけどたまには、ね?」
私が頭を撫でていたら、その手を掴んで掌にキスをしてくる。
柔らかい唇が少しくすぐったくてつい笑いが零れてしまう。
A「ふふ…くすぐったい」
五条「あ。明日Aはゆっくりしててね。僕がちゃちゃっと終わらせてくるから」
A「でも一応出張を兼ねてるわけだし、少しはお手伝いしたい」
五条「んーじゃあ明日の朝起きられたらお願いしようかな」
A「え?起きるつもりだけど」
五条「寝かせるつもりもないけどね」
A「え…っ?」
今、なんて言った…???
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更紗和金(プロフ) - マリオットさん» 一気みしてくださったとは…とても嬉しいです。こちらこそこんな自己満足作品を読んでいただきありがとうございます! (2022年10月2日 18時) (レス) id: b1ab373c3f (このIDを非表示/違反報告)
マリオット - 一気みしました!!すごいです!この小説書いてくれてありがとうございます!! (2022年10月1日 11時) (レス) @page3 id: 4a1e7dbbbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:更紗和金 | 作成日時:2022年9月25日 18時