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【五条side】
観覧車を降りて、早めの夕飯を食べて帰ることにした。
レストランに入り、各々好きなものを食べる。
A「んっ!牡蠣フライ美味しい」久々に食べた
五条「ハンバーグもイける」
A「牡蠣フライ一口あげる」
五条「じゃあ俺も」
デザートも食べて、このまま帰るには味気ない気がしてカフェで茶をしばく。
Aの希望でテラスに出たけど寒くねーの?
真冬の一月だぞ?
五条「俺は平気だけどA平気?ブランケットくらい借りるか?」
A「大丈夫だよ。屋外ヒーターもあるし」
五条「そ」
もしかして北国育ちか?
でも猫の姿だと寒がりな気がする…
くっ付いて来るの可愛いから別にいーけど。
A「ねえ悟」
五条「ん?」
Aがカフェラテが入ったカップをソーサーに戻して俺を真っ直ぐ見上げる。
A「話があるんだけど、いい?」
五条「…いーけど」
何だ?まさか別れたいとか?
傑を好きになったとか?
A「私まだこんな状態だから具体的な目処は立たないけど」
五条「どした?」
A「私、呪いが解けたら呪術師になりたい」
……そう来たか。
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作者名:更紗和金 | 作成日時:2023年12月18日 21時