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【NOside】
術式を持っている
その言葉に夏油も家入を丸くする。
可能性としては全くゼロではなかった。
考えようとしなかっただけだ。
夜蛾「悟の話だと戦闘向きの能力ではあるらしい」
夏油「……じゃあ、術師になること勧めるんですか?」
夜蛾「俺はあまり気が進まないが…」
夜蛾の様子を見るに彼もどうにか無理やり理解して今ここにいるらしい。
やはり苦渋の決断になるようだ。
家入「五条は何て?」
夜蛾「Aの意志を尊重したいそうだ」
夏油「まだ彼女には…」
夜蛾「話していないらしい」
家入「将来に関わる話だからそう簡単には出来ませんよね」
夏油「Aのことだから術式があると伝えたら」
家入「術師になるって言うよね」
夏油「だよね…」
夏油も家入も溜息をつく。
Aのことだ。
きっとダメだと言っても術師になると聞かないだろう。
夜蛾「悟からはとりあえず戸籍と術式の事を伝えるだけして欲しいとだけ言われていた。結論はまだいい」
夏油「わかりました」
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作者名:更紗和金 | 作成日時:2023年12月18日 21時