検索窓
今日:36 hit、昨日:78 hit、合計:24,813 hit

172 ページ32

【NOside】



任務を終えた夏油は真っ直ぐ高専へ帰った。
夕焼け空を見上げながら今頃観覧車に乗っているだろうかと微笑む。

寮へ向かう途中、仕事を終えた家入に会った。


夏油「お疲れ」

家入「お疲れ…」

夏油「かなり疲れてるね」

家入「患者多過ぎ…みんな夏油や五条くらい頑丈であって欲しいね」

夏油「無茶言うなあ」


家入は一服するとのことでその場で別れ、再び一人になった夏油。
丸一日五条と全く過ごさないというのは珍しいことで今日は何をして過ごそうかと考えながら歩く。

この間新しく買った本でも読もうか。
録画した格闘技を観ようか。
たまには一人でゲームをしてみようか。

あれこれ思いついてはみるが、イマイチその気が起きない。
いっその事寝てしまおうか。

寮に着く直前で携帯電話が鳴る。
夜蛾からだった。

また追加の任務だろうか。
溜息を漏らしながら通話に出た。


夏油「はい、夏油です」

夜蛾《任務上がりに悪い。話がある》

夏油「話?」

夜蛾《場所を指定する。17時に来てくれ》


夏油は一体何事かと首を傾げる。
が、夜蛾の声色からして只事ではなさそうだ。


夏油「極秘任務ですか?」

夜蛾《Aのことだ。詳しくはまた後で話す》

夏油「A…?」


.

173→←171



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (71 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
230人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:更紗和金 | 作成日時:2023年12月18日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。