167 ページ27
【夏油side】
五条「なーなー！葛西臨海水族園って何がいんの？」
家入「マグロ有名だよね」
夏油「ペンギンのスペースもそこそこ広いんじゃなかったかな？」
悟が上機嫌。
それもそのはず。
上手くデートに誘えたらしい。
最初変にかまえてたから心配していたけど、良かった。
今度は落ち着きがないんだけどね。
座学では…
夜蛾「五条。脚をバタつかせるな」
五条「脚が長いから仕方ないデース」
夜蛾「何の言い訳にもならん。ペン回しもやめなさい」
五条「簡単過ぎて退屈デース」
夜蛾「……言ったなお前」
オイ巻き込むな。
お陰で宿題を出されてしまった。
そこまで難しくはないけどプリント3枚は多い。
体術の授業も…
五条「そぉーれ」
上級生「ぐっ…！」
五条「ハイ、俺の勝ち」
元々上級生には勝っていたけど今日はすこぶる調子が良くて、決着も早い。
五条「傑ーパイセン相手飽きたから一緒に組手しよーぜ」
夏油「ハイハイ」
これが明明後日まで続くのか。
家入「仕方ないんじゃない？Aの呪いもだいぶ薄れてきて、解呪も見えてきたし。私たちも見守るって決めちゃったから」
夏油「硝子は大人だなー」
幸せなのは何よりだ。
それは私も同じ。
家入「あーでも」
夏油「うん？」
家入「解呪した後はどうするんだろうね」
一緒にいることが当たり前に考えていた。
私も相当浮かれているらしい。
夏油「本来なら非術師だもんね」
家入「ここまで関わったらそう言っていいかも分からないけど、このまま巻き込むのもなって思ってさ。危ないじゃん？
夏油「そうだね」
彼女も私たちが守らなければいけない一人なんだ。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 230人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：更紗和金 | 作成日時：2023年12月18日 21時
