【呪術廻戦】呪術師になっても愛されて４【五条悟】

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【Aside】



悟が出張に行っている間、恵くんたちは徹夜の任務に当たっていた。
そして悟が帰ってくる予定の早朝。
硝子さんに呼び出され、急いで身支度をして医務室へ向かうと…


A「…ぇ…」


三人とも怪我をして帰ってきた。
しかも恵くん頭から血を流した跡があって血塗れ状態。
ああ…目眩がしそう…。


家入「派手にやったねぇ。A、伏黒の上着脱がせてやって」

A「は、はい…！」

伏黒「自分で出来ます」

家入「ただでさえ血を流しすぎてるんだ。あんまり動くな」

伏黒「上着くらい…」

家入「動くな。あと座れ」

A「恵くん、触るね」


まずは一番重症な恵くんを治療して、悠仁くんと野薔薇ちゃんも順番に治す。
悠仁くんと野薔薇ちゃんの身体の傷は少しだけ痕が残ってしまった。


A「命だけは無事で良かった…」

新田「本当ッスよ…勝手に行きやがってこのガキ共！」

A「明ちゃん落ち着いて…！」


きっと彼女の怒りには心配も含まれている。
呪術師と言えどまだ子供だから余計かな。


家入「あとは三人ともよく休め。伏黒は血になるもの食べろ」

A「赤身肉で何か作ろうか？あと小松菜とかほうれん草？」

伏黒「自分でやりますから…」

A「あんまり動くとフラフラするでしょ？恵くんはゆっくり休んでて。あとでタッパーに入れて持っていくから」


昨日のうちに食材買い溜めでおいて良かった。
レンジで簡単に温めて食べられるものがいいよね。

赤身肉のスライス買ってあったから、牛肉だけと生姜焼きでも作ろうかな。
あとは小松菜とかほうれん草で…胡麻和えとか？
お味噌汁はスープジャーに入れて、あと雑穀米も炊こう。


伏黒「風呂入りたい」

家入「シャワーで済ませろよ」

釘崎「ぶっ倒れんなよ」

虎杖「じゃあ俺もついでに入るよ。誰かついてれば心配ないだろ？」

A「お願いね」


私は硝子さんに言って御飯を作りに行こう。
……何だか子供にお弁当作るみたいでちょっと心がホクホクするなぁ。


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