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【Aside】
悟の様子がおかしい…
何だかやたら気を遣われているような…変な違和感を感じる。
公園内のカフェに入って2回目のお茶をする。
悟は甘めの抹茶ラテにして私は砂糖抜きのロイヤルミルクティー。
ジッと悟を観察していたら「なあに？」とテーブルに置いていた手に指を絡めてきた。
こういうことをしてくるのはいつもと同じだけど、何だろう。何が変なんだろう。
五条「僕の顔に何かついてる？」
A「抹茶ラテの泡」
五条「え、マジ？」
A「冗談だよ」
五条「なんだぁ…Aに舐めてもらおうと思ったのに」
A「外ではそういうことしないよ」
五条「はーい」
ん…？やけに素直。
いつもならいたずらっ子みたいに笑って返したりするのに…。
もしかして…
A「ねえ悟」
五条「ん？」
A「そのー…我慢、してない？」
五条「我慢って、何を？」
A「えっとー…そのー…」
言いづらいなぁ…でも心当たりがあるとすればそれなんだよね。
ここのところ多忙でご無沙汰だったし、そういう空気にもなってなかった…
って、一応私狙われてるんだった…。
今日が平和過ぎて忘れかけてた。
でもせっかくゆっくりできる日だし、我慢させたくないし…
お互いに飲み終えたところで席を立った私は悟の手を掴む。
五条「え？A？どうし、」
A「いいから来て…」
私の顔は赤くなっていただろう。
目を丸くした悟は私に大人しくついて来てくれた。
足早に公園を出て、駅の方まで戻って…
ホテルが近付くにつれて、足取りがゆっくりになっていく。
何も言わずに連れてきちゃったけど、引いたりしてないかな…それとも怒ったりしてる？
五条「A」
名前を呼ばれるけど恥ずかしくて振り返れない。
A「悟ごめん…あの、もしかしてって、その、思って…」
嘘。素直に言えばいいのに…
勝手に勘違いしてその気になっちゃったって…
足を止めて俯いていたら後ろから抱き締められた。
五条「ごめん。気を遣わせてAから誘わせるなんてズルいことしちゃったね」
A「ぁ…ううん…いいの。私もせっかちなことしちゃった…」
五条「じゃあそのせっかちついでに、このままホテル行ってもいい？」
コクンと小さく頷くと悟に手を引かれて私が向かおうとしていたホテルとは違うところに入った。
五条「せっかくだから楽しんじゃおうか」
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ナミ(プロフ) - 更紗和金さん» 本当ですかー！嬉しいです(^^) ありがとうございます！これからも楽しみにしてます！ (5月7日 17時) (
レス) id: cbde72f558 (このIDを非表示/違反報告)
更紗和金(プロフ) - ナミさん» いつもありがとうございます！実はこの先（まあまあ先になるかと思いますが）にその辺りを含めた解決編的な話も書くつもりでいます。お待たせすることになりますが、それまでお付き合いいただけたらと思います。宜しくお願い致します！ (5月7日 17時) (レス) id: e4b469bd7a (このIDを非表示/違反報告)
ナミ(プロフ) - いつも読ませて頂いてます! 質問ですが、夢主ちゃんが何故ねこの姿になっていたか(非術師のころの生活 )とかの過去編(?)を書かれる予定はありますか?もし良ければみたいです…! これからも楽しみにしています! 無理せず頑張ってくださいー! (5月7日 16時) (レス) id: cbde72f558 (このIDを非表示/違反報告)
更紗和金(プロフ) - ゆかりさん» ありがとうございます。頑張って書きます！ (2023年4月20日 21時) (レス) id: e4b469bd7a (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 更紗和金さん» むしろ続きが気になります (2023年4月18日 21時) (レス) id: a64b7436ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：更紗和金 | 作成日時：2023年3月14日 21時
