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兄者さんは19時頃に帰っていった。
ラストオーダーの19時30分を過ぎた頃、掃除やゴミ捨てなどをしていると、外から凄い雨の音がする。
「えー、今日雨なんて言ってました？」
店長「言ってなかったわよ〜？ 通り雨じゃない？」
早瀬「傘持ってきてねー！」
と話しながらも閉め作業をして、帰る支度をしていると止んだみたいだ。
「じゃあ、お先に失礼します！」
と店から出ると、店の横に立っているスラッとした男の人。
「え？！」
兄「あ、出てきた」
「な、何してるんですか？！」
そこにいたのは兄者さんで、さっきの雨でびしょ濡れになっている。濡れた髪をうっとおしそうにかきあげる様はカッコよすぎるが…
兄「いや、送ってこーかなと思って待ってたら雨に降られた」
と真顔で言う兄者さんに、私はもう慌てまくってる。風邪引いたらどうするんですか！と言えば、大丈夫だろ。と平気そうな顔をしているが、風邪を引かれてしまっては私は自分を許せない。
「とりあえず行きますよ！！」
兄「うおっ！」
兄者さんの腕を掴んでぐいぐいと引っ張りながら歩いていると、どこいくの？と聞いてくるので、私の家です！！と答える。すると急に静かになってただついてくる兄者さん。
店の近くに住んでいたことをここまでありがたく思ったのは初めてだ。とりあえず上がってもらって、お風呂場に案内する。
「着替え、とりあえずドライヤーで乾かしてみるのでここに置いておいてください！ あとバスタオルはここのを使ってくださいね！ あとは…って、っ！？！！」
説明している途中なのに、上の服を脱ぎ出す兄者さん。程よく筋肉の付いているその上半身を見てしまい、顔が赤くなるのがわかる。
兄「なに」
「な、なんで、今脱ぐんですか！」
と兄者さんに背を向ければ、気持ち悪かったからと答えてくる。いや、それでももうちょっと待ってくれても…
兄「てか」
ぐいっと肩を掴まれて兄者さんの方へ体を回されたあと、私の後ろにある壁に手をついて距離を詰めてくる兄者さん。か、壁ドン…
「っ！」
兄「男を家にあげといて、その反応はだめでしょ」
「ど、どういう…」
兄「そんな顔されたら、我慢しようと思ってもできないけど？」
とさらに距離を詰めてくる兄者さん。息がかかる距離にどうしよう…と固まっていると、ピンポーンとなるインターホン
「おーい！Aちゃんいるー？」
この声は…
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ゆぽぽん(プロフ) - ひろさん» お返事遅れました！コメントありがとうございます！好きだと言って頂けて光栄です！これからも読んで頂けると嬉しいです！！ (2019年10月25日 23時) (
レス) id: b02d9eef49 (このIDを非表示/違反報告)
ひろ - 微笑ましくて好きです (2019年9月1日 22時) (レス) id: 041b096fd5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぽぽん(プロフ) - 名無し9253号さん» 初めまして！この度は作品見ていただきありがとうございます！とっても嬉しいですT^T これからも面白いと思っていただけるよう頑張ります！よろしくお願いします！ (2019年8月14日 1時) (レス) id: b02d9eef49 (このIDを非表示/違反報告)
名無し9253号(プロフ) - 初めまして。久々にのめりこめる小説見つけました！ 応援してます。頑張ってください！ (2019年8月11日 23時) (レス) id: aecb058d52 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぽぽん(プロフ) - JRWさん» うわぁあ！！ありがとうございます！！！！最高の褒め言葉ですT^T 頑張って更新するので、ぜひ楽しんでいただければと思います！！JRW様も暑くなってまいりますので、お体にはお気をつけてお過ごし下さいね！ (2019年7月30日 15時) (レス) id: b02d9eef49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆぽぽん | 作成日時：2019年7月18日 20時
