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your side
あ「裸足で行くの？」
檜「そう。ここで脱いでだって」
次の日、
朝から張り切る光成に連れられて来たのは
あるチームが作った光で遊べる施設
床には水が流れていて入った瞬間から驚いた
檜「転んで洋服びちゃびちゃにしないようにね笑」
そう言われて繋がれた手
あ「転ばないし！」
檜「わかんないじゃんAだもん笑」
もーって怒ってみても
ケラケラ笑う光成に自然と私も笑顔になる
水の上に沢山の魚が泳いでいる風に見える部屋だったり
蕾に触ると花が咲く部屋もある
そんなファンタジーな世界に浸っていると
檜「A」
光成に名前を呼ばれる
あ「な…」パシャッ！「あっ！ちょっと！！」
光成がこちらにカメラを向けているのに
全然気づかなくて
すごく間抜けな顔をしてたと思う
あ「やだー消して」
檜「俺もやだ笑」
カワイイーなんて棒読みで言われても嬉しくない
檜「ほら、2人で撮ろ？」
そう言って肩を抱き寄せられ
若い子で流行っているであろう
鏡越しにフラッシュを光らせて撮った彼
檜「めっちゃいいじゃん。これトップ画にしていい？」
あ「ダメだよっ！！気付かれたらどうするの！」
檜「わかってる笑じょーだんじゃん笑」
冗談にも程があるって
万が一勘の鋭い子が見たら
例えば
川��くんとか川��くんとか…
自分のクラスの学級委員バレるなんて
私学校から追放されるだけじゃ終わらない気がする
考えただけでブルっと寒気がした
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作者名：ちろるちょこ | 作成日時：2021年1月15日 20時
