番外編5（last） ページ42
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優斗くんが私と龍我くんのことを気にするなんて思わなくて、
ヤキモチ妬いてくれて嬉しいなぁ、って思ってるのは秘密だけど。
私ばっかり優斗くんのことが好きなんじゃないか、って思うから、
そう思ってしまうのは仕方ない、と自分を正当化する。
「何嬉しそうな顔してんの」
『してないよ？』
「いーやしてるね、ここ上がってる」
と私の唇の端に触れた。
『……だって、優斗くんがヤキモチ妬いてくれてるんだもん』
「嬉しいの？それ、」
『嬉しい』
「じゃあ隠すの辞める」
後でAの家に行くから、待っててと一度立ち止まった。
*
家に着いてから十数分、優斗くんの到着を知らせるチャイムが鳴った。
「……龍我はAの家に何回来たことあるの」
『そりゃ、数えられないくらい、だよね』
あーヤダヤダ、俺意外と嫉妬深いみたい、とまだ玄関先なのに私の肩に顔を埋めた。
『ゆ、優斗くん』
「龍我にもそんな可愛い顔見せたの？」
『……優斗くんだけだもん、』
こんなに近くにいるだけで、目が合うだけでドキドキさせられることないもん。
「ん、そう」
顔を上げて満足そうに笑った。
……ああ、優斗くん好きだなあ、と胸がきゅっと締め付けられる、
「俺が一番って言ってよ」
『優斗くんが一番だよ？』
「俺もAが一番、」
やっぱり甘過ぎて胸焼けしてしまいそう、
「Aの一番はアイドルだろうと、普通の男だろうと高橋優斗一択だからね？」
やだなあ、最初っから優斗くん以外の選択肢はありません！
リア恋始めました、番外編 fin.
.
終わり
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ゆうぴ(プロフ) - めちゃくちゃ良かったです…ゆうぴのリアコ枠がめちゃくちゃ活かされてて最高でしたー！！！！！ (12月13日 3時) (
レス) @page37 id: b2a645d028 (このIDを非表示/違反報告)
Hi(プロフ) - 楽しみにしてます！ (2019年10月11日 12時) (レス) id: 71afd1e377 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいちご - 更新楽しみにしてます！！ (2019年8月13日 16時) (レス) id: 7b3b434bb6 (このIDを非表示/違反報告)
姫乃 - すごく面白いです！更新頑張ってください！ (2019年8月8日 22時) (レス) id: 9e2d6dd53f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5
作成日時：2019年7月17日 22時
