果て ページ34
…
…ぴっ、ぴっ
電子音だけが響く世界の中あいつは頭に包帯を巻いて眠っていた。
俺のもとに住まわせてくれた言った、そして、サークルの新歓のときイッキを煽られていた俺を助けてくれたあいつとは…
別人だった
そこに、高広Aは存在していなかった。
医師「…脳震盪ですね。まあ、今は昏睡状態ともいうべきでしょうか。ただ打ちどころが悪いのでまだ安心はできません。」
と、来た医師につらつらと言われる
重岡『脳震盪…すか、』
俺は、もう一度あいつを見つめる。
…
遡ること10年弱
俺とあいつはテニサーの新歓で出会った
よほどの真面目大学でなければテニサーというのはまあ飲みサーか◯◯サーという立ち位置だ
うちの大学もまた然りで
新歓で新入生にイッキを煽ってきた。
俺はもちろん断ったけど、同級生の何人かはさせられてて…
俺もしなきゃいけないんかなって思った時に手を引いて『一緒に逃げよ』
って言ってくれたのが今思えば
あいつだった。
終わり
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ぷよ(プロフ) - ずなさん» ありがとうございます！ これからも更新頑張って行きたいと思います！！ (2019年8月23日 23時) (
レス) id: aad1c9c746 (このIDを非表示/違反報告)
ずな(プロフ) - 続編おめでとうございます！流星くんらしさがとても好きです、楽しみにしてます！ (2019年8月15日 21時) (レス) id: 4a771cb855 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷよ | 作成日時：2019年8月15日 1時
