善人 ページ28
…
藤井『あー、とりあえず取りに戻るから！』
『えっ……あ……藤井くん。私。持っていこうか？』
電話の先で藤井くんの息が止まるのがわかる。
いや、この私が親切心を出すことがそんなに珍しいのか？
藤井『ほんまに、……ええの？』
『だって、確か淳太先輩のホテルまで片道40分はかかかるでしょ？往復したらもう間に合わないじゃん。』
藤井『それは…そうやけど。…でも、』
『いいよ、ちょうど運動不足だったし、重岡には連絡入れておくから！』
藤井『ほんまに……？』
『なんでいつも図々しいのにそんな時だけ遠慮すんの！遠慮は藤井くんには似合わないよ！！』
…
そう言うと、藤井くんは素直に
藤井『ありがとう』
といった。
こんなに家でグズグズしている社会不適合者には感謝の言葉が妙に新鮮で
なんか、張り切ってウキウキとしてしまった。
…
『うわっ、この棚……届かねぇ…』
藤井くんは背が高いから届くかもだけど普通に考えて女の私にこんな高い所は届かない
『踏み台……出すか。』
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ぷよ(プロフ) - ずなさん» ありがとうございます！ これからも更新頑張って行きたいと思います！！ (2019年8月23日 23時) (
レス) id: aad1c9c746 (このIDを非表示/違反報告)
ずな(プロフ) - 続編おめでとうございます！流星くんらしさがとても好きです、楽しみにしてます！ (2019年8月15日 21時) (レス) id: 4a771cb855 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷよ | 作成日時：2019年8月15日 1時
