俺の特性 ページ7
…
む。否めん
『……あ、気に障った?それなら、謝るよ。ごめん、忘れて?』
そうやって、申し訳なさそうな顔をされる。
いや
そんな顔されたいんとちゃうわ
藤井『……いや、そうかもしれへん。ありがとう教えてくれて、』
素直にお礼を言った
あいつは…いや、Aちゃんは目をキョロキョロとさせる
子供か!
『……へ、へぇ。』
藤井『ふは、なんやその小僧みたいな返事』
『どうしたの、藤井君。頭打った?』
藤井『頭は打ってへん。ほら、こんな話ええから、早くこれ見ようや』
そう言って、俺は求人情報冊子を指さす
『ふふ。、いいよ。』
……
藤井『あ、見てや。これ、このホテル昔東京旅行で家族と来たわ…ほんまにホテルマンかっこよかったわぁ……』
『分かる。なんかホテルマンってカッコイイよね、私はドラマでめっちゃ影響受けた気がする』
……
あ、そうや
……
俺、
ホテルマンになろうかな
後ろをむくあいつの肩を叩く。
藤井『なぁ、
……俺、ホテルマン目指そうと思うんやけど、どう思う?』
あいつは…いや、Aちゃん……あー、もうアイツでええや!
あいつは目を白黒とさせてこちらを見ていた。
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作者名:ぷよ | 作成日時:2019年3月14日 23時