馴れ馴れしくて慣れてない ページ40
…
Aside
本当にさっきから思うんだけどさ、この人……お見合い慣れて無さすぎじゃない?
噛みまくりだし、水こぼすし、手を洗う水飲もうとするし、あれ。私より初心者?
それってなかなかやばい。
…でも、そんな時外がザワザワとし始めたのを耳が捉えた。
上田『……なんだか、騒がしいですね。』
この人体育会系な割に賢そうな話し方するなと思ったら私と同じ大学なんじゃん。
お母さんが言ってたよたしか。
『……そうですね。』
でも、なんとも返事できなくて私は少し口ごもる。
上田『あ、あ、あの…』
でも、上田さんはまたキョドり始めた。
手首を掴まれる。
うわ、痛い。馬鹿力かよ
『は、……はい?』
上田『ぼ、ぼく…いや、俺……』
手首を掴まれてる手に力が一層込められる
だから痛いって
その時…
ホテルのあの重そうなドアがバンと音を立てて開いた
藤井『そのお見合い…まった!!』
開いた先にいたのは私の……同居人だった。
【読者の皆様へ】
この度はぷよの勝手な事情により更新を怠ってしまい申し訳ございません。
今日からまたピッチを上げて更新していきたいと思いますので何卒よろしくお願いします
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作者名:ぷよ | 作成日時:2019年3月14日 23時