淳太 ページ27
…
藤井『え、嘘やん。あの人そんなに神経質?』
『そうだよ。上司としてならいいけど、あの細さは異常。』
藤井『そうやったっけ?』
『うん。なのに、肝心なところはずさんだからね…ふっ、』
なんか、懐かしくて笑える。
藤井『……総資産額はその大学の准教授とやらより絶対勝ってるけどな』
『まぁ、淳太先輩とかそういう桁違いを抜いていけば中々の優良物件じゃない?』
藤井『うっそ、…視野狭すぎかよ。』
『他にこの年でこんなに稼いでる人もいないでしょ。』
藤井『おるやん。…』
『どこに!』
藤井『ここに!』
『ふっ…無職のオトコノコのどこが優良物件よ。』
藤井『総資産額はなかなか負けてない気がするわ』
『実家のでしょ。君の給料知ってたから』
藤井『そりゃあ、そうやな。会社一緒やったし。』
『あそこ、重労働な癖に給料少ないし……ボーナスもイマイチだし。』
藤井『ほんまに、潰れて当然やわ』
『でも、藤井くんはこれからよ。来月でしょ。試験。』
藤井『んー、そうやな。』
『どう?勉強は。……はかどってる?』
藤井『そうやな。……まあ、普通やん。』
1907人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぷよ | 作成日時:2019年3月14日 23時