【日l常l組】俺らの復讐劇【ra運営】

41話目　日|常|組 ページ2

ぺいんと視点

「死神！！大丈夫か？！」

返事がない

さっと血の気が引いてくのが自分でもわかった

最悪の展開が脳裏をよぎる

「死神！！おい！」

必死に呼びかける

どうか、どうか

頼む

藁にすがる思いで死神の体を揺らす

「う、、、ん、、、、ぺいんと、、、さん？」

死神視点

目を覚ますと目の前に涙を浮かべ必死に呼びかけるぺいんとの姿があった

「死神！！よかった、、、、、」

その言葉と同時にぺいんとは地面に座り込んだ

その様子に罪悪感が湧いてくる

「えっとなんかごめんなさい」

「生きててくれたから気にしないでいいよ、それより早く逃げよう！！」

「逃げる、、、、？」

言ってる意味が分からず聞き返す

逃げるって誰から？

熊でも出たのか？

呑気にそんなことを考えていると

呆れたようにぺいんとが言う

「そうだよ！！あなた捕まってたでしょ」

「ちょっとまってください」


気絶する前の記憶を必死に手繰り寄せる

「あ！」

あの男の人たちか

「ったく。話は後で聞くからとりあえず帰るぞ」

ぺいんとが僕の手をとる

「そうですね！急ぎましょう」

僕はもう迷わないようにその手を握り返した

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