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ギタラクル(仮)は、少しでも動くか自分の手が触れるかすれば戦い開始だと言った。
「止める方法は一つだけ…分かるな?
だが忘れるな。お前がオレと戦わなければ、大事なゴンとルイナが死ぬ事になるよ。」
そう話す間も、ゆっくりとキルアに近づくギタラクル(仮)の手。
キルアは汗だくな顔を恐怖で染めたまま硬直している。
レオリオが叫ぶ。
「やっちまえキルア!どっちにしろお前もゴンもルイナも殺させやしねえ!そいつは何があってもオレ達が止める!お前のやりたい様にしろ!」
「……ボクは、キルアがどっちを選んでも、キルアの事、嫌いにならないから。キルアのやりたい様にしてよ。」
レオリオと対称的に、ボクは淡々とまるで諭す様に言った。
ボクから見て、キルアはとても怖がっている様に見える。そんなキルアに無理強いはしたくないし、事実だし。
「…………まいった。
オレの……負けだよ……」
ただ1つ言わせてもらうなら。
だから言ったじゃん、油断大敵だって!
数秒の静寂。
ギタラクル(仮)は、パンと手を叩いて
「あーよかった、これで戦闘状態は解除だね。」
だなんて白々しい事を言う。
「はっはっは、嘘だよキル、2人を殺すなんて嘘さ。でもこれでハッキリした。
お前に友達をつくる資格はない。必要もない。
今まで通り親父やオレの言う事を聞いて、ただ仕事をしていればそれでいい。ハンター試験も、必要になれば指示する。今は必要ない。」
キルアの肩を軽く叩いた後、頭に手を置いてまるで言い聞かせる様に言う。
怖くて、怖くて、恐ろしいけど。
後半の言葉がどうしても許せなかった。
バシンッ
「「ルイナ!?」」
クラピカとレオリオの驚きの声が聞こえる。
当然だ。だってボクは、ギタラクル(仮)とキルアの間に割って入って、ギタラクル(仮)の手を思いっきり払いのけたんだから。
「…………ボクはさ。家庭の事情に首を突っ込む気はないんだ。君がキルアを連れ戻そうとするのは構わないし、その為に説得するのだって「部外者」のボクには止める権利はない。
だけど、君がキルアに友達をつくる資格がないって言っても、ボクはもう「友達」にはなってる。だから、言わせて貰うよ。
「ボクの友達」を、まるで人形みたいに扱うのはやめて!」
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ヤバい、ルイナのキャラちょっと違うかも。
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星咲夜空@スマホ(プロフ) - 白瀬さん» 別アカから失礼します。返信遅くなって申し訳ありません!文字数制限やモチベーションと戦いつつ頑張ります!コメントありがとうございました! (2019年11月7日 21時) (レス) id: 2efeb2cec1 (このIDを非表示/違反報告)
白瀬 - とっても読みやすいです。更新頑張ってください!応援してます。 (2019年8月22日 1時) (レス) id: 07b463bee0 (このIDを非表示/違反報告)
星咲夜空(プロフ) - 気まぐれ猫さん» あー、それはちょっと難しいですね。そうなると台本書きになってしまうし、意外と文字数を使うので…。でも、誰が喋っているのか分かりにくい個所は何個かありますね。後々直していこうと思います。感想とアドバイスコメントをありがとうございました!頑張ります! (2019年1月12日 12時) (レス) id: b950053151 (このIDを非表示/違反報告)
気まぐれ猫(プロフ) - 面白いです!出来れ場ですけど「」の前に誰が喋ってるか書いてくれると嬉しいです!更新頑張って下さい!! (2019年1月11日 21時) (レス) id: 5edabe2416 (このIDを非表示/違反報告)
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